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十四個目のカギ

緻密な事前設計を行うということは、業務が細かく分解されており、その業務の達成目標は何かということが明確になっている状態です。簡単な例をあげて見ましょう。これまで受注件数を上げるという結果だけを追いかけていたものを、受注達成のための業務設計に変換します。ここではあえて単純化して、顧客のリストアップ、顧客訪問、プレゼンテーション、成約と区分しているとします。よく見られる誤りは、このように業務を分割することで業務設計が完了したと思ってしまうことです。何が問題なのでしょう。それは、ステップごとに何を達成しなければならないかが明示されていないため、単なる行動項目の羅列となってしまっていることです。

具体的にステップごとの目標を設定してみます。顧客のリストアップは具体的にどのような顧客群から、何社のリストアップをすることで業務が完結したとみなされるのでしょうか。次に、リストアップした先のうち何社に対して、どれくらいの期間をかけて訪問するか。そして、プレゼンテーションでは、顧客からどのような回答を得ることでその商談ステップをクリアしたとみなせるのでしょうか。結果として、最終的に何社の成約をすれば十分な業績を上げていると判断されるのでしょう。

このように考えていくと、ただ単に業務を細かく組み立てるだけではなく、ステップごとに緻密に目標が設定され、また、最終的な成約までのストーリーが一貫していなければ、ステップごとの目標が設計できないことに気づくでしょう。それが、本当の意味での業務設計なのです。

key.gif十四個目のカギ

何事も始める前に業務設計をする習慣を身につけること。経営の扉を開くカギはそこにあります。

さあ、あなたは毎日業務に忙殺されていることに気づくかもしれません。

そこで第十五の扉です。

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