ちょっとした長所を育てる
重要なことは、業界のトップクラスをいきなり狙うのではなく、業界内で同じ地位にある企業に比べて少しでも秀でている点を見出すことです。
ある印刷会社では、サービス面でも価格面でもこれといった特徴がありませんでした。しかし、お客様の問い合わせへの対応の迅速さには定評がありました。ところが、当初この会社の経営者は、電話問い合わせへの対応が迅速など、とりたてて強みといえるほどのものではないと考えていました。しかし、そうではないのです。このようなちょっとした長所を育てる努力が求められているのです。対応力に小さな強みの芽があるのであれば、その面を更に強調するように24時間サービス体制を採用し、大きくアピールしていくということが考えられます。強みを生かす工夫の積み重ねが、大きな競争力を生み出すのです。