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強みの芽を育てる

経営者が強みを見つけることができないとき、それは2つの理由が考えられます。第一に、経営者が強みを明確にしようとしていない、という場合。第二に、実際に強みがないので強みを生みださなければいけない、という場合です。いずれにせよ、小さな強みの芽を継続的、統合的、かつ徹底的に育てることで大きな競争優位性を確立させていく必要があります。この小さな差に着目するということは、すでに6割バッターのお話の中で述べました。

では、第一の点ですが、強みや差別化という話をすると、なぜか最初から背伸びをしようとする経営者が多いようです。そして、これは中小企業の方により多くみられる傾向です。企業規模が小さくなればなるほど、不要な「かっこうつけ」をしたがるのです。繰り返し述べているように、強みというのは小さな種を一貫して育てることで、はじめて大きく育つものです。しかし、そこを理解していません。どうしても業界の超一流のポジションを獲得できるような特徴でなければ強みでないと考えてしまうのです。結果として、会社の中でせっかくある6割バッターの芽がいつまでも陽の目をみることがないのです。

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