なぜあなたの会社の良さは伝わらないのか
第三の扉 「なぜあなたの会社の良さは伝わらないのか」・・・・会社のビジョン・理念を確立しただけでは、それを浸透させることはできない。
会社の良さをどのようにして十分に伝えるのか。
三つ目の扉が開かない理由
「儲かれば良いと考えていること」
ある量販店でパソコンの購入を検討していたときのことです。明らかに競合店に比べて5万円ほど高い製品だったためその理由を聞くと、「アフターサービスが充実しており、設置も当店で実施します」という通り一遍の説明です。そこで、「いまどきそのような理由で5万円も高く買う消費者はいないのでは」と伝えると、「そうなんですよね」と言います。アフターサービスが口だけの売り文句になっており、営業担当者の腹に落ちていないのです。
この店の場合は、2つの根本的な誤りがあります。第一に、アフターサービス・設置という強みに合致した顧客に狙いを定めていないという点。狙いが定まっているのであれば、アフターサービスの充実を訴える前に、私がパソコン操作にどの程度習熟しているのかというレベルを判定し、それに応じたサービス提案がなされるはずです。第二に、その強みが形骸化しているということです。このようなことは多かれ少なかれどのような企業でも見られる現象です。
さて、三つ目のカギは、理念・ビジョンを十分に伝えるため、それをミッションステートメントという形で明文化、共有することです。