本物のビジョン・理念を追求する
自社がどのような会社になりたいのか、という点についてもう少し掘り下げましょう。自社は社会の中で何を要求されていて、何を提供することでお客様は喜ぶのか、ということを経営者は毎晩汗水流して考え抜かなければいけません。しかし残念なことに、自社のあるべき姿を考え抜く前に、飲みに出かける経営者も少なくありません。取引先や社員、家族とならまだしも、毎晩遊びに出かけるなど話にもなりません。昼間は取引先との商談や社員との打ち合わせ、発生してきた課題への対応などで非常に忙しい一日を過ごしていることでしょう。そこで、夜にしっかりと時間をとって、自社をどうしたいのか、競合の脅威にさらされることのない経営とはどのようなものかについて徹底的に考える必要があります。
自社のアイデンティティーの柱になるものは、ビジョンや理念です。理念とは、会社の存在理由や目的といった企業としての基本的価値観のこと。また、ビジョンとは、それをどのような指針で表現するのかということです。