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2006年12月04日

十七個目のカギ

これらの一つ一つは世の中によく言われていることです。しかし、このような小さな行動を実行するという体験が、本人に大きな気づきを与え、自己変革のきっかけとなるのです。

では、どのような形で8つのトリガーを社員に指導していくのでしょうか。ここで経営者の中には、指導をコンサルタントなど外部の専門家に任せてしまう人がいます。これは大間違いです。経営者が指導すると上手くいかないから、コンサルタントを雇おうという考え方では決して企業経営は成り立ちません。この場合どうあるべきでしょうか。指導の仕方はコンサルタントに教えてもらう、しかし実際に指導するのは経営者が自分でやる、ということでないといけないのです。8つのトリガーの意味をよく理解し、経営者自ら本気で社員に実践させていく。そうしたときに、小さな行動を出発点として、社員が大きく変化し始めるのです。

key.gif十七個目のカギ

人を変えようと考えるのではなく、常にきっかけを与えること。そうすることで、はじめて人は自己変革を始める。経営の扉を開くカギはそこにあります。

それでも現状に満足がいっていませんか。そのときには、あなたの根本的な考えに問題がある可能性があります。

第十八の扉を開けてみましょう。

2006年12月01日

それでもなぜ、あなたの会社は変われないのか

第十七の扉 「それでもなぜ、あなたの会社は変われないのか」・・・さまざまなモチベーションを与えてもなかなか変わらない。これ以上、打つ手はないのではないか。


十七個目の扉が開かない理由
「人を変えようとしていること」


目的を追求している、そして業務を要素分解して組み立てている、社員のライフプランも明らかにしている、しかし残念ながら、それでも人間というのはなかなか容易に変わることができないものです。人間はどういうときに変化するのでしょうか。

自己変革の起爆剤「8つのトリガー」

人を変えるもの、それはちょっとしたきかっけです。ちょっとしたものですが、それがなければ人は変われない、それくらい重要なものです。きっかけにより、人間は自分のより深いところの真理を発見します。自己変革を促すためのトリガーを意図的に社員の日常に仕掛けていく。これが十七個目のカギです。
  
① Goodness ・・・周囲の人が喜ぶことを必ず一つ行う
② Remedy ・・・習慣化しているよくない行動を辞める
③ Remark ・・・一週間に一冊本を読んで、その骨子を人に話す
④ Promise ・・・大切な人に何か必ず約束をし、それを達成管理する
⑤ Meetings ・・・一週間に一人誰か新しい人に会う
⑥ Diary ・・・日記を書く
⑦ Anxiety ・・・不安に思っていることを一ヶ月に一度書き出す
⑧ Thought ・・・一つの項目について一週間に二時間以上思考する

一日一善を行い、周囲に対してポジティブな影響を与えます。また、第七の扉で触れたように、悪しき習慣を断ち切ります。本の感想を語ることは、自分の考えを発信するためにより深くものごとを理解し、整理するための訓練となります。本以外にも、映画や雑誌でも構わないでしょう。重要なことは、ある一定ボリュームの情報を消化し、その中から本質を見つけ、自分なりの解釈を加える訓練を行うことです。

また、大切な人との約束というのは誰でも守ろうとするものです。この心理を利用して、重要な事項については、大切な人と約束をするようにしましょう。自分の行動を他人にどんどんコミットしていくのです。

1週間に1人誰か新しい人と会うというのは、多くの人と接する仕事でない場合は難しく感じられるかもしれません。しかし、名刺交換を行うことばかりが人との出会いではありません。街を歩いている、レストランに入る、また趣味に打ち込んでいる。そういったシーンで、これまでは何気なく行き過ぎていた人に対して、こちらから積極的な関心をよせます。心のこもった挨拶が2人の間で成立すれば、それも立派な出会いだと言えるでしょう。

世の中で意志が強い人は、日記を書いている確率が高いです。ただ几帳面さを訓練するということではなく、実際にそのときどきの記録に立ち返ることで、当時の考え方や感情、状況などを容易に思い出すことができるのです。このような記録は自己反省を行い、さらに成長するための極めて貴重な材料となります。そのような意味では1年ごとの単発の日記ではなく、10年日記などを利用して長期にわたる記録を残すことも有効でしょう。

不安に思っていることを冷静に書き出すことは、人生におけるバランス感覚を維持する上で非常に効果的な方法です。また、集中して1つの項目について思考する習慣をつけることで、表面的な情報に流されず、自立した考えをもつことができるようになります。
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