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2006年11月22日

十五個目のカギ

このように、カテゴリー別に時間消費の実態を把握し、対策を打ちます。このような着実な作業を行わずに、目の前の業務を優先させていては、課題処理に忙殺される日々を繰り返すことになるのです。

実は、「忙しい」と言っている人で、本当に忙しい人を見た例がありません。忙しいと言っている人は、実はなぜ業務に忙殺されているかわからない、と叫んでいるだけなのです。足元を理解することができれば、その対応策を検討するように思考が働くため、決して忙しいとは言わないのです。

十五個目のカギは、業務実態を組み立てなおすことです。

key.gif十五個目のカギ

重要度、緊急度のこの2面から常に優先順位を決めて処理すること。経営の扉を開くカギはそこにあります。

さあ、もう企業経営は完璧なのでしょうか。そうは問屋が卸しません。事業が成長すればするほど、手に入れたいものをまだ手に入れられていないという気持ちが高まってきます。

それが、第十六の扉です。

2006年11月19日

忙しいと言っている人は、実は忙しくない

時間を有効に活用するには、次に上げる4つのステップを経る必要があります。

・自分自身の時間の使い方を把握する
・業務内容をグループ分けする
・分類された業務に優先順位付けを行う
・優先項目から処理をしていく

まず、自分自身の時間の消費パターンを把握しましょう。大きな会議が何時間あったということはわかっているのですが、そのための準備や調整、移動にどれだけの時間が消耗されているかについて、事実を理解している人は少ないものです。分からないことは管理できません。しかし、分かろうとしないで、管理ばかりしたがる経営者が多いのです。まず、足元を見つめることからはじめましょう。

次に、自分が時間を消耗している内容をグルーピングして分類します。あまりにも細かな状態では、検証にあたって重要なポイントが見えてこないためです。

次に、分類された項目ごとに優先順位を設定します。では、どのような業務は優先順位が高いと考えられるのでしょうか。一般的な時間管理手法では、重要性と緊急性の2軸によって優先順位を判断します。最も優先順位が高いのは、緊急かつ重要度が高いもの、逆に優先順位が低いものは、重要度が低く緊急でもないものです。
15_01.gif
ここまではどのような人でも行っている作業分類です。日頃から多くの業務をこなさなければならない経営者の方々は、頭の中で無意識にでもこのような優先順位付けを行っています。しかし、それで終わってしまうからいつまでたっても時間が増えないのです。最後の詰めとして、業務に忙殺される仕事の方法を改善する方法を考えなければいけません。先に挙げた例であれば、先手を打って突発業務を減らす、といった工夫です。

優先順位という観点では、緊急かつ重要性が高い業務は最も先に処理しなければいけません。しかし、仕事の安定性という面ではどうでしょうか。重要なものが緊急事態でいくつも発生したのでは、落ち着いて経営戦略を検討することもできません。優先順位は高いのですが、望ましくないという警告領域に業務が入ってしまっているのです。要するに、重要度が高い案件が緊急事態になるまえに処理されるようなしくみを徐々に構築する必要があるわけです。また、重要度が低い業務が多くを占めるというのも、ムダに時間を消耗している証拠です。そのような業務が発生しないように対策が必要です。

2006年11月16日

なぜいつも時間は足りないのか

第十五の扉 「なぜいつも時間は足りないのか」・・・課題のブレイクダウンと、業務のビルドアップによって効率的に業務を組み立てているはずなのに、いつも時間が足りない。どうすれば解決できるのか。

十五個目の扉が開かない理由
「忙しいと思い込んでいること」


時間がないという人の業務を細かく分解していくと、無駄なことをたくさん行っているのがわかります。例えば、特定のクライアントからの急な電話によって、その日予定していた業務が思い通りに進まないといったことが発生します。このような場合には、電話がかかってきそうな顧客をリストアップします。そして、必ず朝の一時間を確保するなどして、こちらから電話をかけ、事前に突発の業務が発生しないように芽をつぶしておきます。逆に、先方に特に用がない、ということであれば、書類作成などの雑務を行えばよいのです。

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