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2006年09月08日

八つ目のカギ:社員のキャリアプラン・ライフプランを最優先に

そこまで価値が固まれば、あとは、仕事に取り組むという自分自身の行為、そして今おかれている役割が、その他の人生の価値観にどのように影響を与えるかということを考えます。仕事を行うための個人的な動機が固まったわけです。最後に、長期的なキャリアステップを明確にすれば、個人のキャリアプランは明確になったと見てよいでしょう。大切なことは、経営者と社員がその内容についてよく相談し、定期的に修正を加えながら対話を積み重ねていくことです。同様に、ライフプランについても長期的な設計を行うことで、社員の目的意識を高めることができるでしょう。

key.gif八つ目のカギ

社員のキャリアプラン・ライフプランを最優先で創り上げていく。経営の扉を開くカギはそこにあります。

八個目のカギは、社員のキャリアプラン、ライフプランを明確にすることでした。しかし、個人的動機を固めることと、会社や仕事に誇りを持つことはまた別の問題です。

さあ、第九の扉に進みましょう。

2006年09月05日

キャリアプラン、ライフプランを明確にする

さて、具体的に個人のキャリアプランをどのように落とし込んでいくのでしょうか。人にはそれぞれ価値観があります。そして、欲求は多岐に渡ります。金銭的なこともあれば、自己実現の夢があり、一方で家庭生活を営んでいます。自分自身の価値に照らし合わせて、バランスのとれた状態を保つことができれば、人は全力を仕事に投入します。逆に、バランスが崩れれば、どこかにシワ寄せされて、長期的に見てよい結果をもたらさないでしょう。

そこで、本人の価値観に照らし合わせて、どのような人生を望むのかということをよく相談する必要があります。この際に注意しなければならないことは、それぞれの欲求について「達成目標」を確認するのではなく、「どうあること」が充実感につながるのかということを確認します。よく誤解されるのですが、達成目標が人を動機付けるのではなく、達成に向けて努力するという日常的な行為がその人に充実感を与えるのです。どのような行為が自分自身を充実させるかを自覚したとき、人はどのような困難に対しても果敢に取り組むことができます。

次に、価値の対立に着目します。人生では相反する欲求が多く存在します。仕事と家庭、学習と遊びなど、捉え方によっては対立概念となります。そのような矛盾に直面したときにバランスを崩してしまわないように、自分自身の価値を確認しておく必要があります。事前に対立しそうな欲求を照らし合わせ、その中でどのような行動をとるかということの指針を自分自身で決めておくのです。
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2006年09月02日

社長は社員のランドマークたれ

人は皆、目的意識をもっていると考えてはいけません。少なくとも人を動かす立場にある人は、人間は流されるものであって、もともと明確な目標や目的をもっているものではない、と考える必要があります。逆に言えば、目標を明確に定めることができれば、満足のいく人生を獲得する機会は大幅に増加します。目的意識のある行動は、経験を学びへと変える力があるためです。そこで、社員に明確な目標を設定させる、という経営者の役割が問われるのです。

では、会社において社員が明確な目標をもてない理由は何でしょうか。経営者がビジョンを十分に語っていない、そして社員自身が自分のライフプランを明確にもっていないという両方の理由があります。第三の扉で触れたように、ビジョンは可視化し、経営者自身の行動で示し続けるということをしなければ浸透しません。仕事における使命感というのは時間をかけて繰り返し発信し続けなければ、社員の中で育つものではないのです。

また、経営者が社員と面談したときに、ライフプランが明確でなければ、自分自身に魅力がないと考えなければなりません。経営者が苦労に音を上げず、いつも生き生きとしていたら、必ず社員は「あのようになりたい」と考えるものです。例え目指している職種が異なっていても、何か人間としての学びを得ているはずなのです。それがなくて、社員が伸びないということであれば、原因は社長に魅力がないということなのです。

自分自身を振り返ってみて、社員に火をつけるほどの使命感がないと考えるのであれば、もう一度、第一の扉から出発する必要があるでしょう。あなたは、社員を動かすだけの使命を自分の中に育てていないのです。
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ビジョンを浸透させる上でも、ライフプランの中で生きる指針を示す上でも、経営者というのがいかに重要な立場であるかをご理解いただけると思います。繰り返しますが、「うちの社員は・・・」と愚痴をこぼすような経営を行っているのであれば、即刻経営を辞めるべきなのです。

2006年08月30日

なぜあなたの会社の社員は元気がないのか

第八の扉 「なぜあなたの会社の社員は元気がないのか」・・・環境はそれなりに整えているつもりでも、社員に元気がない。どうすれば、社員に活力を与えられるのか。


八つ目の扉が開かない理由
「「社員の将来のことを真剣に考えていない」
「社員が描いている夢を知らない」


理屈の上では成果の出るしくみにしていても、社員の間でどうも活気がない、そういうことがあります。まずは、社員が本当にやりたいと思って仕事に取り組んでいるのか、ということを掘り下げる必要があります。

このような状況に直面したときに、「これだけやってあげているのに、何が不満なんだ」という思考に陥る経営者は、また新たな誤解をしています。環境を整えるだけでは人は動かないのです。そこで動くための意義を見出さなければ、人は本気になって働くことができません。

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