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2007年11月30日

三十代男性派遣社員は四人に一人も結婚していない

下流社会で一躍話題になった三浦展氏の下流社会第二章が発行されました。三浦氏はその著書の中で収入と結婚の有無の関係性を調査し公表しています。

調査結果は30代の派遣社員が著しく婚姻率が低いという結果になったようです。当然と言えば当然ですが、年収が半分になると結婚は10年遅くなるという数字も出ています。

雇用形態が広がり、働き方の種類も変革してきていますが、社会全体から見ればこの雇用形態の広がりこそ格差を生じさせ、生き方そのものを変えさせているようです。

また私の所感ですが、30代で結婚をしていない人の転職率もかなり妻帯者に比べて高いと感じます。背景にはやはり守るものがないことでの安易な転職をうんでいるのではないかと考えられます。

結婚がすべてではありませんが、真剣に結婚を考えた時に自分の生き方、つまりキャリア導線が見えてくるのかもしれません。

2007年11月23日

収入のあるニートが存在する

なぜか収入があるニートが存在しています。

ニートとは、働いていない、教育も受けていない、職業訓練もしていない人のはずです。アルバイトをすれば当然ニートではなく、俗に言うフリーターという定義になります。

では一体収入のあるニートとはどんな状態の人を呼ぶのかと言うことですが、それはインターネットが末端まで普及してきた現代社会の中でネットを活用を収入を得ている人のことを言います。

雇用されず収入を得る。昔ではよほどの職人か芸術家しかありえないことでしたが、ネット社会では当たり前のようになってきているようです。中には親よりも稼ぐニートがでてきて、働くということそのものの価値観を変革させているように思えます。

生きていくための手段は、ここ10年間更にその幅を広げているようです。だからこそ働く意味と目的を明確にしていく必要が出てくるのでしょう。今後は働く意義をしっかりと持たない限りその充実感はなかなか得られない時代になってきたのだとも言えます。

是非読者の方々には単に働くということではなく、その意義を考えて頂きたいと思います。

2007年11月16日

時代が変わる時、言語が変わる

あの有名なクリエイターの糸井重里さんは、あるWEBサイトの対談で「過去の歴史において大きく時代が変わる時は、言語が変わっている」と言われていました。

この言葉は実に興味深く、真意をついたものだと感嘆しました。さすがに言葉の魔術師である糸井氏ならではの表現だとも感じました。

確かに江戸から明治に変わっていった時、武士言葉がなくなり、町民言葉が台頭していきました。戦前と戦後では、軍事言葉と言えるような固い文語体が現代のような口語体に変わっていきました。そしてまさしく今がその時だとも糸井氏は言っています。

50年先に必ずインターネットは人類最大の発明と言われ、その発明により人間は大きく変わっていったと言われるでしょう。その時に言葉も変わっていったのだと我々の子供や孫たちは感じるのだと思います。

そう、今はまさしく時代が大きく変革しようとしているのです。だからこそ今、自分の信念を持ち人よりもがんばった人にこれまでにない栄冠が与えられるような気がしてなりません。

2007年11月09日

維新は勝海舟の言葉から始まった

明治維新というとてつもない時代変革の立役者、それは坂本竜馬、西郷隆盛、高杉晋作たちだと言えるでしょう。しかしながらその人たちに多大な影響を与えたのは勝海舟であったことは皆さんの知るところでしょう。

腐敗しきった幕府に対して、幕藩体制を打ち破り海外の侵略を阻止するための近代国家を作り上げなくてはいけないと最初に説いたのは幕府側の人間であった勝海舟その人です。

それまでのリーダーは、寡黙で声に何かを出して明言することは美徳としませんでした。しかし勝海舟は、とにかく思うところを会う者に語り、道を説き続けました。

リーダーと言われる人は、またリーダーと言われるようになったのなら、まずは勝海舟に学び、自分の考えを周りに話していくことから始めてください。そして来る日も来る日も同じことを伝え続けてください。

その言葉が一人歩きし始めた時、はじめて維新が起こっていくのだと思います。

2007年11月02日

ハメルンの笛吹きに見る世相

現代社会の中で、久しくメディアは「ハメルンの笛吹き」同様我々消費者に対して、ある意味での洗脳を繰り返してきました。

笛の音のもとに集まるがごとく、メディアの発する情報=笛の音に対して我々は何の疑問ももたずその情報を信じ行動を起こしてきたように思えます。しかしながらネット社会が到来し、メディアの一方的な情報だけでは笛の音のもとに人は集まらないようになってきました。

笛の効果がなくなり、それぞれ自分が探し当てた情報や、個人が発信する情報にどんどんその価値が移行してきているのではないでしょうか。ネット世界から個人の情報がどんどん社会へ発信し、小さな影響が大きな影響の引き金となって行っているような気がします。

ただメディアよりも怖いのは、個人と言うかなりの偏見をもった、また持つことができる情報に対して人が集まるようになることは、民主主義を壊し、カルト宗教集団などのアンダーグランドな社会をつくっていくようにも感じます。

これから私たちは本当の意味で自分の目と耳で笛の音を聞きわけて正しく判断をしていかなくてはいけないのだと感じます。

好きを求めて離転職する人が開発された

下流社会の著者、三浦展氏は著書の中で、ここ数年間人材業において市場獲得が激化し、大手人材業が求職者の確保のために、年収アップの転職!であるとか、今のあなたの好きを実現させる転職!などの広告キャッチを乱発、その結果「好きを求めて転職する人を開発した」と言っています。

好きを求める転職者を開発したというのは言い得て妙であると私も思います。

確かに広告はある種のニーズを開発していきます。しかし、単に大手企業の広告が問題かと言えば決してそうではなく、企業そのものが派遣社員や契約社員などの自分たちにとって勝手の良い雇用形態をとることで就業者の不安を募っていることも事実なのです。

これから更にこの転職数は拡大していくものと思いますが、だからこそ一人ひとりの方が自分の本当に得たいものが何か、周りと比べることなく自己意思を明確にしていくことが大切な時代なのだと思います。