サーバント・リーダー 奉仕型指導者
これまでのリーダー像と言えば集団の先頭に立ち、皆をある方向に示唆し、導いていくパワーを漲らせた人物を思い浮かべるはずです。
社会全体が荒廃し沈静化しきっている、そこから這い上がろうと成長の糧にある時は、このパワーリーダーと呼ぶにふさわしいリーダーが求められます。
日本は戦後すべてを無くし、ゼロからのスタートを切って全力で成長を求めて今日まできました。
当然このバブル崩壊までの50年間は、時代に応じたパワーリーダーの存在がありました。
しかし世は変わりものが溢れ、成長そのものが鈍化している昨今では力で人を導くことが大変困難になってきています。
それは腹一杯の人に力づくで何かを食べさせることが困難であるということ物語っています。
このような混沌とした状態では、力で動かすリーダーではなく相手のことを真剣に考え応援をしていくある意味奉仕型のリーダー=サーバント・リーダーが求められているのです。
奉仕型とは、単に部下や関係する人に対して手助けをするという意味ではなく、その人の意見や主張を引き出し、その考えに不足していることを本人自らが探し、手に入れられるように応援をしていくことだと言えます。
その奉仕というスタンスは待つことも大切ですし、時には見放すことも大切になります。
とにかく相手の自立を育てることが主たる目的ですからパワーリーダーよりも精神的に大変なことも多々あります。
しかし、今の時代、見守ってくれる人の存在はとても重要で、そんな人のために努力をする時代のような気がします。
そして奉仕型リーダーに大切なことは、奉仕=見返りを求めないことかもしれません。