職業人の品格
「ハケンの品格」というテレビ番組がオンエアされています。
先ほどベストセラーになった藤原正彦氏の「国家の品格」からの流れを受けてのことだと思いますが、そもそもハケンという職業に品格という言葉をつけることがナンセンスではないかと思います。
テレビドラマではここ数年急増した派遣社員の生き方について、とにかくスキルが重要であること、スキルだけでは幸せになれないことをテーマに番組が構成され、視聴率の獲得に動いていると想定できます。
しかし、そもそも仕事に品格があるのではなく、その仕事をしている人に品格があるかということが大切なのは言うまでもありません。国家の品格という言葉も国家の文化レベル、思想ということにあって国の水準による格はないものと思います。
さて、この品格と言う言葉ですが、その意味は「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。品性。」また品性とは「道徳的基準から見た、その人の性質。人格。」となっています。
道徳的基準という視点から職業人すべての品格を考えた場合、常に目標を持ち真摯に仕事に取り組む、愛嬌があり常に明るくあろうとする姿勢を持つ、人を妬まず弛まぬ努力を繰り返す、つまり周りの人へのプラスの影響を与えられる人であるかという尺度が品格となっていくのでしょうか。
仕事に品格はない、仕事に取り組む姿勢と考え方が品格をうむのだと再認識すべきですね。