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二宮金次郎像が学校から無くなる現実

皆さんの通っていた小学校に「二宮金次郎」の像はありましたか。またそもそも二宮金次郎という人はどのような偉業を成し遂げた人物かご存知ですか。

きっとすぐに答えられる人はごくわずかだと思います。簡単に紹介すると二宮金次郎は、幕末の貧しい農民で、苦学を重ね、農村の生産力に応じた分度を定め勤倹を説き、その結果としての富を推譲(譲り合う)という社会的行為に導く報徳思想を広め農村の振興に貢献した人です。

しかしながら彼よりも偉業を成し遂げた人物を押しのけて金次郎像が建築された理由は、大日本帝国主義をとった日本政府が、金次郎の姿勢を戦争に利用するために、銅像にして全国に建てたと言われますが、それ以外にも勤勉さが何より人として大切な生き方であると戦前の賢人は後世に伝えようとしたのだと思います。

しかしその金次郎像がどんどん撤去されているようです。その背景は戦時教育の色が残るのは現代教育にそぐわないという考えもあるようですが、それ以上に勤勉さというものが大切とされない風潮になってきたのではないでしょうか。

確かに勤勉であることが美徳と評価される時代ではなくなってきているのも事実だと思います。しかしながら、勤勉と言う言葉をストイックという言葉に変えた場合、多くの偉業を成し遂げた人に共通する生き方だと皆さんも賛同されると思います。

単なる真面目に取り組むということではなく、勤勉とは自己管理をすることだと後世に伝えていければと切に願う次第です。

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