ワーキングプアという現実
定職に就いて、ちゃんと働いているのだが所得が低いために平均的な生活ができない人のことを「ワーキングプア」と言うそうです。
テレビ番組では、両親が病気であるために学校に進学できず、高齢者施設の給食をつくる仕事に就いているが、給与が低く生活に苦しむ郡部に住む20代前半の若者を取り上げていました。がんばって町へ引越しして転職をしたいのだが引越し資金が貯められないから引越しできないということでした。またふたつの仕事を掛け持ちで行い、二人の子供を育てるシングルマザーも取り上げられていました。
このようなケースは、決して現在社会で発生した問題ではなく、昔から、いや昔の方が遥かに多かったケースなのではないでしょうか。昭和30年40年代では至極当たり前のように友人の中にはこのような環境の人が一人はいたように思います。
ではなぜ現代社会では、テレビ番組が特集を組んでまで報道をするのかと言うことですが、それは周りが相対的に豊かになった、それなのにこのような現状があることを表面化し、社会基盤への提言をしたいのだと思います。
誤解を恐れず申し上げると、私はこの働いても貧しいということに関しては、単に職業選択能力=エンプロイアビリティが身についていないことが原因だと思います。技術を身につけながら給与支給をする会社はどんどん増えてきています。シングルマザーになる前に技術を身につけておくことも出来る時代です。
厳しいことを申し上げますが、誰もが同じ環境の中で生活をしています。人はその中でどれだけチャンスを掴み多くのものを得ることが出来るかは、その人の学ぶ姿勢と努力によるものだと思います。もしあなたが働いても貧しいと嘆き続けているなら、もう一度周りをしっかり見つめて、自分にとっての最適を見つけていく努力から始めてください。