捨てる勇気、後を断つ勇気
人は何かを始める時、転機を乗り越えようとした時、
なかなかその第一歩が踏み出せずに折角のチャンスを逃してしまうことが多々あります。
行動が起こせない、更には間違った方向に進む。そのような滞留や迷走は何が原因なのでしょうか。
そこには必ずと言って良いほど、これまでの資産が逆に大きな障害となっているケースがあります。資産とは物的な財産以外にもしがらみを含めた地位や名誉、環境、といった自分が勝ち取ってきた心地よいものを指しています。
しかしながら、人が幸せを感じるための器というものは、誰にも一定量であるため、何か新しいものを手に入れるためには必ず何かを捨てなければいけなくなります。金銭的財産を人よりも手に入れた人は、傍からは、多くものを手にしていると見られがちですが、時間的自由が他の人よりも極端に少なかったり、家族とのコミュニケーションが不足したりとその幸せを感じる種は、決して他の人よりも極端に多いとは言えないものです。
決断という言葉は、何かを「断つことを決める」と書きます。文字のごとく人生の転機には、これまで培った地位や環境に固執せず、思い切って捨てる勇気を持ってください。これまでの過去を断つぐらいの覚悟で望む決意をしてください。必ず新たな正しい道が開けます。