派遣数と比例するフリーター数
1995年に90万人であった派遣労働者は、2003年には200万人を超え、現在は300万人に手が届く勢いで増えています。
何度も書いてきたことですが、派遣労働者が増える最大の要因は、バブル崩壊を経験した企業が、そのリスクヘッジのために正社員雇用を出来るだけ避けていることが挙げられます。いつでも首が切れる社員は実に企業には都合の良いものとなっています。またこの増加にあわせるかのように同じような増加傾向を見せているのが、フリーター数なのです。
派遣が増えるとフリーターが増える。
当たり前と言えば至極当たり前なのですが、この事実を政治家、起業家、我々市民はちゃんと理解をしているのでしょうか。それがとても疑問です。
派遣労働者が増えればそれだけ、使い捨て社員が増える。また何年勤めてもキャリアが身につかない。そのために雇用契約期間が長ければ長いほど、実際に正社員を目指した場合のハードルは高くなる。そのために働く先が無くなり、結局アルバイトなどのフリーター化が進むのです。
いつまでこの派遣労働者を増やし続けるのでしょうか。そこに気づく真の経営者が増えて行くことを心から願います。