教育は一子相伝
本当に部下の教育を考えられるなら、絶対条件は「一子相伝」であると自覚してください。
宮大工や崇高な技術を伝承する職人は、大勢の弟子を絶対に抱えないものです。集合教育という言葉がありますが、言葉通り大勢の人を同時教育していくことは結果的に、成長した人が残っていけば良いという発想がそこにあります。
本当に自分の部下を育てたいと考えられるなら、一定期間、特定の人に集中して教育をしていく方法しかないものです。
部下の感情を常に推し量り、距離感も一定以上に詰め、一緒にいる時間をどんな人よりも多くとることが結果的に多くの教育を施していく結果となるものです。人は感情の生き物です。一律的な指導以上に、一緒にいる時間が多くのものを伝えていくのです。
ただしここで大切なのは、どの部下に何を伝承するか、しっかりと見極めをする必要があります。
そこを見誤ると教育は伝承されていきません。その見極めをするために、集合教育を取り入れるという発想は決して間違ってはいませんのでまずは全体教育を受けさせることも大切でしょう。更には業務を通してその見極める作業に時間を費やすことを怠らないでください。