躾と型
「最近の若い者は」といつの時代も言われている先輩からの苦言ですが、確かに平成の世になってから躾と言う面に関しては著しく悪化の傾向を示しているように感じます。
高度成長期を体験し「豊かさの誤解」をした大人がその子供に対して自由というものを根底から履き違えた教育をした結果がこの有り様ではないでしょうか。躾とは、人が豊かに暮らしていく最低限の技術であり、考え方であることは誰もが認めることなのに、なかなか教育ができないものなのでしょう。それは教育をする大人が、躾を口にした瞬間に自分の行動が問われるからかもしれません。
昨今は、「ナンバーワンにならなくて良い、オンリーワンになればいい」と流行歌でも歌われている時代です。
本当にそうなのでしょうか。
それは絶対に間違った考え方だと気づかなくてはいけません。オンリーワンになるためには必ず特定分野でナンバーワンになるしかありません。真の競争から逸脱し個性を強調するなどありえないのです。
そのためにはまずは徹底した「型」を教え込む、身につける必要があります。躾とはある種の型とも言えます。部下の教育に困惑している人は、まずは部下に、型をマスターして始めて独自性がでることをしっかり理解してもらい、型という人としての最低限のモラル教育に専念してください。必ず大きな成果が手に出来るはずです。