問題意識を持って直感する
単なる思い付きと直感というものとの違いは、常に問題意識を持っているか否かにあります。
うちの上司は、常に思い付きで指示を出すと愚痴をこぼす部下が大勢います。思い付きは、思い付いた時がスタートであるために、そこから行動を始めると当然ながら、方向の誤りに気づくことが多々あります。また思い付きには、継続性がないために言葉に発した後に、発した本人が忘れてしまうことが往々にしてあるようです。これでは、指示を与えられた部下は、常に翻弄され、最終的に優柔不断な上司とレッテルを貼ってしまいます。そのために混同されがちなのが「直感」というものです。
成功者にその成功要因を聞くと、大半の方が直感というある種思い込みに近い感覚で行動をした結果、多くの成功を手にしたと言われます。緻密なマーケティングや経営手法を高じてプランを練る部下からすれば直感という不確かなものとある種軽蔑的な思いを持つかもしれませんが、この直感というもが物事の成功にかなりの影響をもたらせてことは間違いない事実です。
ただし、何度も申し上げますが、思い付きとの大きな違いは、そこに常日頃から問題意識を持ち続けているか否かということです。毎日毎日、飽くなき課題解決の方法を考え続ける、その上で始めて直感という第6感が備わってくるのです。