青春を生き続けるということ
昨今40代50代のフリーターが急増しているとニュースが報じています。若者が定職を持たずアルバイトを繰り返すのは、日本の悪しき豊かさの象徴であると思いますが、この中年のフリーター化現象は、真の無気力感が引き起こす現代社会の最も危惧すべき病気であると感じます。
最も働かなくてはいけない、家族を養わなくてはいけない、社会への還元をしなくてはいけない世代がその役目から逃避することは、きっと信念の欠落からくるある種の病なのだと思います。
信念とは日々の生活の中で、自分は何のために働くのかというただひとつのことをいかに考えているかによって形成されるものだと確信します。その思考を怠ればきっと人は、心燃ゆる思いをなくしていくのでしょう。
松下幸之助氏の有名な《青春》の言葉をご存知でしょうか。
「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな行動をつづけるかぎり、青春は永遠にその人のものである」というアメリカの詩人サミュエル・ウルマンの詩をもとに独自の言葉にまとめかえられた一節です。
もしあたなが今、青春は過ぎてしまったと感じられたら、それは過ぎたのではなく、手放しているのだと自覚してください。