愛嬌が入っとらんな
一、志を立てる。
二、好きになる。
三、自らを知る。
四、衆知を集める。
五、訴える。
六、まかせる。
七、要望を追求する。
八、叱る、褒める。
九、責任を自覚する。
十、部下に学ぶ。
この10項目は、松下幸之助氏が定めた「指導者の条件」の中で30年前に記され、今なお多くのマネージメントの現場で繰り返し学び続けられている黄金律です。
この10則を定める時の逸話ですが、より分かり易く資料を再編するために、松下幸之助氏がすでに定めた人材育成に関する重要な視点102項目の中から思い切って10項目に絞込む作業を部下に命じたそうです。部下は相当な時間をかけいよいよ10項目に絞り、松下幸之助氏にこの10項目でよいかお伺いをたてたところ、「君、ひとつ大事なものが欠けとるな、何やわかるか」と聞かれたそうです。
当然ながら部下達は、集中力であるとか、先見力があるかなどのマネージメントスキル項目をその答えとしてあげたそうですが、幸之助氏からはひとこと「愛嬌入っとらんな」と言われたそうです。
前述で可愛げというのが成功者の絶対の条件とコラムに記載をさせて頂きましたが、この愛嬌というのはまさしくその同じポイントだと思います。幸之助氏と同じ視点などとおこがましくて言えませんが、人の上にたつ人の絶対に不可欠な条件がこの「愛嬌」であると間違いない重要点だと思います。