人材派遣の多様化に見る職業スタイルについて
キャリアバンク社が今秋から農業分野への人材派遣に参入するというニュースが流れました。
今秋から花の生産販売で経営ノウハウを持つ人材を育成し、農業生産法人などに派遣するとのこと。来年度には果物など他の農産物にも対象を広げる計画らしい。
規制緩和で企業の農業参入が増える傾向にあり、経営や管理を担える人材の潜在需要は大きいとみて市場開拓を進めると報じられていました。
これは単なる荷役労働の助っ人という派遣ではなく、しっかり技術を持った人を送り出し、指導にあたらせることが目的だと思いますが、単純に農家への派遣労働というスタイルも十分に考えられるはずです。
言うまでもなく、一次産業においての労働者応援の仕組みは町や村という単位では行われてきていますが、今後はその労働についても請負企業の大きな対象になってくると思います。
長らく季節労働という形で農家の方々が冬の間都心部へ働きに出ていましたが、今度は逆に夏の間農村へ派遣や請負で働きにいくスタイルが出てくることが予測されます。
このように今後はあらゆる分野において派遣という職業スタイルが出現してくると思いますが、派遣はあくまで派遣であることを再度自覚し、そこで何を学ぶか、何のための派遣期間をご自身でしっかりと認識した上で取り組む必要があります。
仕事がないという理由で派遣を選択するのはあまりに安易であり、仕事が無いのではなく努力して探していない事実がないか是非とも自問自答を繰り返してみた上で決断をするようにしていただきたいものです。