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前例主義はすべてがマイナス

官僚は合言葉のように「前例が無いからそれは出来ない、認められない」と口にします。前例が無いからやってみるという発想は皆無のように感じてしまうのは私だけではないはずです。

さて、キャリアを考えるとき往々にしてこの前例主義がマイナスの事態を生んでしまうことがあります。

まず転職時では、今まで従事していた仕事をすべて基準にして考えてしまうが故に、自分の真の才能や適している仕事へのキャリアチェンジを阻害してしまうケースです。当然今までの経験をいかに高く評価してもらうかがキャリアアップへの近道であることも間違いない事実ですが、体験していないからというだけで、キャリアチェンジの枠をぐっと狭めてしまうことは、多くのチャンスを逃していることになります。

次に転職後に、新しい職場でその会社の業務推進方法に納得がいかなかった時、思わず「前の会社ではこのようにしていた」と口にしてしまうケースです。

当然言われた人は、「この会社ではこれがルールだ」って言うはずです。その一言でこれから先の長い時間において、多くのコミュニケーション機会を損失していることになってしまうのです。

この二つのケースは、全く異なるものに思われるかもしれませんが、いずれの場合も前例に固執し、その経験や体験を基準化している同じ思考がそこにあるのです。

転職を考える時、前例主義にはくれぐれも気をつけてください。

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