正直者はばかを見るのか
昔から正直者はバカをみると言われます。
この混沌とした時代の中ではこの言葉は至極当たり前のように感じてしまいます。しかし、本当に正直者はばかを見るのでしょうか。私の経験から申し上げて絶対にそんなことはありません。どんな時代も正しく生きている人がばかを見ることは決してないと思います。
能力も無いのにただ単に要領良く生きている人は、最初はうまく言ってもそれを継続することは絶対に出来ないものです。仮に実力も無いのに虚偽の書類や面接での発言を行って、ある企業へ転職してもその会社で能力を発揮することは現実的に無理なことです。しかし、真面目に生きているのに人に騙されることもしばしば目にするのも現実です。
ここで大切な考え方として、正直者=真面目ということでないと言うこと、要領よく=嘘をつくということでは無いということを知る必要があります。
正しく生きていくことは、単に目の前のことをルールに基づき行うことではなく、時にはルールを無視しても正しさを追求することも大切だと知ることなのです。正しくとは、周りの最適な状態を生み出すことであり、ルールを守ることではないのです。
だから世の中には、騙す人もたくさん存在することを理解した上で、そのような人とどのように正しく付き合うかを自分なりに答えをもって生きていくことだと思います。そうすれば騙されるようなことはなく、正しく生きていけるようになります。
人を騙してお金持ちになる人もたくさんいますが、素晴らしい経営者に正しく=正直に生きていない人はいません。混沌とした世の中だからこそ、正しさの下へ人は集まります。だから正直者は決してばかを見ることは無いのだと思います。