多作は駄作ではない、多策がキャリアを育てる
「ロビンソン・クルーソー」を書いたダニエル・デフォーは大衆に受けそうな作品をとにかく多く作ることで有名だったそうです。デフォーが死んだ時、「多作で知られた有名人」とだけ評されたそうですが、その多作の中のロビンソン・クルーソーは今でも読み継がれる名作として名を馳せています。
もしデフォーが自分の作品の中で、ロビンソン・クルーソーが素晴らしい作品であり、自分のレベルはこの作品のレベルだと誇示したいと考え、この1作品しか世に出さなかったとしたら、これほど有名な作品になったでしょうか。決してそうではないはずです。多作であったがゆえに有名になったのは間違いないと思います。仕事の質もこのように実は量に支えられていることが多いように思えます。
事業企画などのアイデアなどは、言うまでもありませんが、営業など日々の活動も一定の量が無い限りどんな素晴らしい施策もその効果を発揮しないはずです。単にこつこつ努力しなさいということでは決してありませんが、最初は営業成績でぱっとしない人が、他の人よりも件数を行くことでいつの間にかその成績を抜いていくことが多々ありますね。それは一定量からしか学べないテクニックや量によるコミュニケーションがいつの日か作り上げられているからではないでしょうか。
多策がキャリアを育てる。そう信じて下手な鉄砲も数を打ってみてください。