機転を利かす
高学歴ではない、特段のスキルを身につけているわけでもない、特定の資格を取得しているわけでもない、それなのになぜか重宝がられる人がいます。
営業成績が社員の中で最も優れているわけでもない、新たなノウハウや技術をうみだしているわけでもない、それなのに一目置かれる人がいます。そんな人に共通している点は何か。それは機転の利く人だと言えるのではないでしょうか。誤解されがちなのですが、要領の良い人とは全く異なるものです。
要領の良い人とは、単に自分に利益が高いと判断することしか行わない、損得で物事をすべて判断する。そんな人を総称して要領が良いと言います。機転が利くとは、その場の最善策を瞬時に思いつき行動やアドバイスが行える人のことを言います。
会社の中の会議でも、大きな問題点に対し上層部で喧々諤々物議を醸しているが決定的な解決策が見つからない、そんな時に物静かにずばり適正な解決策の糸口を提案できる。そんな人を機転が利くと言います。日頃は特段の成果を収めているわけではありませんが、ここぞという時に光る行動をする人は、ある種ずるいのかもしれませんが、それまで努力をしてきた人以上に評価されることがあります。しかしその評価ばかりを追いかければ当然要領の良い人とされ、回りから疎まれるものです。また表面上の評価ばかり考えれば機転は利かないのも事実なのです。
機転は思い付きでは決して湧いてくるものではないのです。日頃から人からの評価を超えた、真の解決策や正しいことを考えていなければ見えてこないものです。
機転が利く人になりたいものですね。