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貧困と繁栄

南アフリカは世界一の格差社会です。富裕層上位20%の総所得は貧困層下位20%の35倍。日本は5倍前後。米国は約8倍。近年、都市と農村の格差が問題の中国が約11倍。コロンビア、ブラジルは20倍超ですが、南アには及びません。
しかしながら、南アでは富裕層が悠々自適に生活できているかと言えば決してそうではありません。犯罪数も他国と比較にならないほど多く、富裕層も道を歩くことさえできない状態なのです。どこにいくにも車から玄関といった行動を強いられ、日々何かに怯えながら生きているのです。
この現実は、何を物語っているのでしょうか。
それは一部の人が豊かになっても、その豊かな人が決して幸せではないという当たり前の現実を指し示しているのだと思います。
私は格差社会を否定しません。国の制度として格差方向に動くことは反対ですが、がんばった人ががんばった分評価される社会は悪いとは思いません。
しかし大切なのは、人を陥れたり、誰かを虐げて豊かになるのは決して真の豊かさが手に入らない現実を知ることが大切だと言う事です。
もし豊かになりたいなら、可能な限り周りへの恩恵と配分を考え、一人でも多くの人と共に成長し、豊かになっていくことを中心に考えることこそ真の豊かさを手に入れる方法であると認識すべきですね。
資本経済は、誰かが豊かになると誰かが貧しくなるというパイの理論が唱えられますが、決してそうでは無いと信じます。必ずがんばる人と一緒に豊かになる方法は多数あるはずです。ただその方法は決して楽な方法でないことも事実であることも知らなければいけませんね。

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