求人倍率の光と影
景気回復を裏付けるように有効求人倍率が2005年12月に1.00を超しました。これは13年ぶりの回復であり、やっと求職者に光が射してきたかのように言われています。
しかし、この求人倍率の地域格差は日を追うごとに差が開いてきている現実があります。
1位愛知―1.61 2位群馬―1.59 3位東京―1.54 4位三重―1.50 5位福井―1.39と上位県は更に倍率を上げています。そしてワースト県は47位沖縄―0.41 46位青森―0.44 45位高知―0.48と0.5にも満たない状態となりその状況は更に厳しいものとなってきています。
この背景には主力産業が無い、首都圏から距離があるという理由を挙げていますが、それ以上に県政が問われるものではないでしょうか。しかし、ここで求人倍率が高くなったと喜んではいられない現実があるのです。上位県などは求人数は増えていますが、その内正社員比率は年々下がり続け、今では54%程度しかないというのが現実なのです。唯一正社員の倍率が超える県は愛知県だけという結果がでています。
これから一層この傾向は高くなり、正社員雇用市場は更に厳しい状況が訪れるものと思います。
だからこそ、我々は自身のキャリアプランを常に明確にし、自己を高め続ける必要があるのだと確信する次第です。