勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
これは、今年楽天の監督に就任した名匠の誉れ高き野球人、野村克也氏の有名な言葉です。この言葉は、長年戦いの日々を過ごした人が身体を通して得た答えなのだと思います。
日々の精進を怠れば、必ずミスをする。そのことは必ず負けへと繋がる。逆に全力を尽くして望めば仮に無謀と思われる対戦相手にさえも、何か特別な力が働いたかのように勝ちをもたらしてくれることがあるということですね。
この言葉をキャリアという視点に置き換えれば、「出会いに不思議の出会いあり、別れに不思議の分かれなし」ではないでしょうか。
キャリア形成に最大の影響を与える人との出会いは、日々一生懸命に目の前にある課題に取り組んでいたり、夢を追い続けていれば偶然という必然を生んでいきます。
しかし、会社の中でのトラブルや上司などとのコミュニケーションエラーなどは、決して偶然に起こるものではなく必ず何かの原因がそこにあります。
もしあなたが「自分を認めてくれる会社や上司がいない、運が悪い」などと考えているのであれば、それは運が悪いのではなく、やはりあなた自身の何かが不足していると考えるべきではないでしょうか。
常に負ける=うまくいかないという状態には必ず何か明確な原因があるのです。
最後にもうひとつ「昇進に不思議の昇進あり、降格に不思議の降格なし」というのは非常に現実的で、納得がいくものではないでしょうか。