石川啄木と夏目漱石に学ぶ仕事感
石川啄木と夏目漱石、時代を代表する作家ですが、この両名に共通する点は、働くことに関して独自の思想を持っていたことのように思います。
まずは啄木の詩に次の行があります。
「こころよくわれに働く仕事あれ、それを仕遂げて死なんと思う」
そして漱石は以下のことを良く口にしたようです。
「どんな職業であれ、ただ好きだからやるというのではだめだ」
「人のためにするという公益性をもつべきものが職業である」
私は学生時代に啄木のこの詩を実兄から教えられ、即啄木の詩集を購入し、何度も読み返した記憶があります。
共に明治の人物ですが、人の世は大きく変われど、仕事に対する根本的な考え方は変わっていないと改めて実感します。
本当の幸せは多くの財を成すことや、名誉を手に入れることではなく、きっと生涯を通じて成しえていく仕事があることだと思います。
真のキャリアとは、もしかすると身につけるものではなく追い求めるものかもしれません。