最近のエントリー

« 正しく生きる!それが結果的に最も成長する秘訣 | メイン | メモを取るということ »

経理屋の悲劇

キャリアカウンセリングに訪れる方の中で30年近く経理職に就かれ、実績を残されてきた40後半から50歳前半の方が目立ちます。

目立つと言うのは多いと言うのではなく、お越しになられた方にある一定の傾向があるということです。

傾向とは、大半の方の退職理由が同じだと言う事です。それは退職回数が何回であっても大半の理由が「勤務していた会社が経営不振で」と言われます。もしくは「これ以上経験が積めないと感じたので」とも言われます。50歳を過ぎた方でも同じことを言われます。

もう会社人の時間は10年を切り、カウントダウンに入る時期にある方なのに業績不振を理由に転職を希望される。それはかなりの職位にあっても決断をされます。

これはその他の職に就かれたいた方とは大きく異なり、例えば営業職や研究職の方であればこの年齢で一定の職位があれば転職はなかなか考えられないものです。

ではこの背景に何があるのでしょうか。
それは見えるのです。経営の状態が経理という立場にあれば、どのような状況か誰よりも早く、詳しく分ってしまうのです。そのためにこの先に不安を感じ、離職を考えるようになるのだと思います。

しかし、これが悲劇を招いていることが多々あるのです。経理から見る数字は確かに業績をすべて表しているものです。しかし、経営者のビジョンはどんなにしても見ることはできません。そのために結果診断から短絡的に答えを出してしまうのです。見えるということは逆に悲しい結果を生んでしまうことも多々あります。

ここで大切なのは、その経理担当者は、自分が当事者には決してなっていない。つまり外部の傍観者となっているのです。その会社の業績が悪ければ、一定の職位にある方であれば、社員のために全力で回復への力を注いでいくのが真の姿です。他の部署は見えないから一生懸命業務に集中するようになります。

結果としてどちらが幸せなのでしょうか。それは分りませんが、人は必ず目の前にあるハードルを乗り越えた時にしか幸せ感やキャリアは身につかないのは事実です。
異論があるかもしれませんが、ある傾向として書かせて頂きました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)