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2006年01月31日

成功者ではなく成幸者になるそれは感幸力の有無

成功とは一体何を尺度に人は判断をするのでしょうか。一定以上の富を持てば成功なのでしょうか。そうであれば富を得ることはさほど難しくもないように思えます。富であれば、極端に言えば人が嫌がる仕事を徹底して行い、人よりも質素に生きていけば一定の成功者となるはずです。

しかし、そんな生き方は嫌だよ!と言われる人が大半だと思います。それには成功者になりたいのではなく、豊かに生きていきたいというのが正直な願望なのだと思います。

ではその豊かさとは一体どのようなものでしょうか。それは人によってさまざまな基準があると思いますが、一口に言えばきっとそれは幸せに成りたいという抽象的ではありますが、何となくそのような幸せ願望がどんな人にもあるのではないかと感じます。

成功者ではなく成幸者になりたい。そう人はそう考えているのではないでしょうか。そうであれば、答えは簡単です。先人が良く口にした言葉ですが、「幸せは成るものではなく感じるもの」だからです。いかに同じ状況であっても、その中から幸せを感じられることを見つけられるかということになります。それが「感幸力」というものです。

ポジティブシンキングもこの感幸力のひとつですし、感謝の気持ちを持ち続けられるように日頃から質素に暮らすこともこの感幸力のひとつ。更には、人と比較しない考え方もこの感幸力の大切な身につけ方と言えます。キャリアとは、ある特定の技術を身につけていくこと。職位を手にすること。それぞれ解釈がありますが、私はこの感幸力を鍛え身につけていくことのように感じています。

2006年01月28日

今だけを見るな!

人が周りの人を見て何かを判断する際には、現時点の姿だけを見て判断をしがちです。

しかし、それは最も愚かなことだと感じます。

当然ながら人が現時点に存在しているのは、ここまで生きてきたすべての道のりや経緯があってのことです。

例えばビジネスを成功し、多くのものを手にした人を見ると、あの人は羽振りがいい、成功者だ、羨ましいと単純に判断をして羨望の目を向けていきます。しかしその1年後同じ人が、事業に失敗し財産や地位を失くした姿を見た時は、あの人は派手にしているから失敗すると思っていた、などとゴシップ的な目でその人を見て、批判をします。

どうやら我々は、人の判断にあたって現時点の状態にしか基準をもたない生き物かもしれません。

しかし、このような短絡的な判断こそ、愚かなことであり、そのような判断しかできない自分に気づいたらそれは恥ずべきことだと認識すべきです。

人を見て判断する時は、なぜ今の状態でいるのか、成功している人はなぜ成功をしたのか、失敗した人はどのような経緯からその状態をうんだのかしっかり考えた上で、自分なりの見解を持つ癖を身につけることが大切です。

そのように考える癖を持たない限りあなたには真の学びはありませんし、自分の成長の糧は絶対に得られません。状態に対して軽視する癖があれば即刻改善してください。そこから真のキャリアを手に入れる鍵が見つかっていくはずです。

2006年01月25日

メモを取るということ

あなたがもし多くのものを得たいと考えるなら明日から人と話しをする時に必ずメモを取ってください。友人との他愛も無い話は別として、上司や先輩などからの話はどんな状況であってもメモを取る癖を、習慣を身につけてください。
きっとそれだけで身につくものは大きく違ってきます。

メモを取るということ。その行為にどんな魔力があるのでしょうか。

まずメモを取るという習慣が身につくことで、話しをしてくれている相手の話を論理立ててまとめるという論理性がどんどん身についていきます。
次に耳からの話はすぐに忘れてしまいますが、書く行為によって必ずその文章をあなたは見ていますので、視覚的に記憶に留まります。記憶に留まることでその話はあなたの行動のどこかで活きてきます。これは習慣を変えたり、正しい行動の源泉になってきます。この論理的にまとめる力、記憶の留め行動を変えていく力はあなたのキャリアを開発する上でとてつもなく大きな効果をもたらせていくのです。

更にもうひとつとても大切なことがあります。
それはメモを取る行為は、話をしてくれる人に対して、真摯な姿勢を示すことになり、真剣な態度が伝わります。その真剣な態度が相手に伝われば、話をする人は、「真剣に聞いているからもっと良い話をしよう」「メモを取るのだからいい加減な話をしてはいけない」と本能的に感じ取り、話の内容がどんどん深いものとなり、有益なノウハウやために成る話をどんどんしてくれるようになります。

これがメモマジックなのです。

さー明日から習慣を変えていきましょう。あなたが真にキャリアを身につけたければ明日からメモ魔になることです。

2006年01月22日

経理屋の悲劇

キャリアカウンセリングに訪れる方の中で30年近く経理職に就かれ、実績を残されてきた40後半から50歳前半の方が目立ちます。

目立つと言うのは多いと言うのではなく、お越しになられた方にある一定の傾向があるということです。

傾向とは、大半の方の退職理由が同じだと言う事です。それは退職回数が何回であっても大半の理由が「勤務していた会社が経営不振で」と言われます。もしくは「これ以上経験が積めないと感じたので」とも言われます。50歳を過ぎた方でも同じことを言われます。

もう会社人の時間は10年を切り、カウントダウンに入る時期にある方なのに業績不振を理由に転職を希望される。それはかなりの職位にあっても決断をされます。

これはその他の職に就かれたいた方とは大きく異なり、例えば営業職や研究職の方であればこの年齢で一定の職位があれば転職はなかなか考えられないものです。

ではこの背景に何があるのでしょうか。
それは見えるのです。経営の状態が経理という立場にあれば、どのような状況か誰よりも早く、詳しく分ってしまうのです。そのためにこの先に不安を感じ、離職を考えるようになるのだと思います。

しかし、これが悲劇を招いていることが多々あるのです。経理から見る数字は確かに業績をすべて表しているものです。しかし、経営者のビジョンはどんなにしても見ることはできません。そのために結果診断から短絡的に答えを出してしまうのです。見えるということは逆に悲しい結果を生んでしまうことも多々あります。

ここで大切なのは、その経理担当者は、自分が当事者には決してなっていない。つまり外部の傍観者となっているのです。その会社の業績が悪ければ、一定の職位にある方であれば、社員のために全力で回復への力を注いでいくのが真の姿です。他の部署は見えないから一生懸命業務に集中するようになります。

結果としてどちらが幸せなのでしょうか。それは分りませんが、人は必ず目の前にあるハードルを乗り越えた時にしか幸せ感やキャリアは身につかないのは事実です。
異論があるかもしれませんが、ある傾向として書かせて頂きました。

2006年01月19日

正しく生きる!それが結果的に最も成長する秘訣

急激な成長を遂げる企業に対して、世間の声は得てして「急激に成長をすれば急激にだめになる」などと誹謗の対象としているような言葉をよく耳にします。

しかし成長そのもののスピードに問題は一切ありません。誤解の無いようにお考え頂きたいのですが、良い商品を創造し社会に認められれば当然企業は成長をします。
ここで大切なのは、安易に成長をしたのか、真の努力をして成長したのかが大きな分かれ目になるのです。

昨今急成長をしたIT企業の中でテクニックが先行し、正しくない成長をしてきた企業があります。現実は見ての通りいつかはテクニカルな悪しき面は露呈され、企業成長に著しく影響を与えます。

必ず安易なテクニックで成長したことはどこかで破綻をしていきますし、決して成長をしていません。幾ら苦しくてもテクニックに走らず、正しく努力をすることが最も自己成長、企業成長に繋がっていくものだと確信します。

以前にも書きましたが、同じゴールを目指すなら「目の前にある楽そうな道と険しそうな道があれば必ず険しそうな道を選ぶ」ことが成功の秘訣だと実感しています。
それは安易な道を歩けば自分に真の力が身につかないままゴールを迎えます。そのことは長い目で見れば体力も無いまま、次の道を進むのですからどこかで歩けなくなるということだと思います。
皆さんには是非とも正しくゴールを目指して頂けることを心から願っています。

2006年01月16日

学生諸君!自分の行動に信念を!!

ここ数年の間で大学生はとても真面目になったと感じます。それは社会が画一的な子供を育てた結果であり、豊かになった社会がとんがることを必要としなくなったためだと感じます。

でもそのことは決して悪いことだとは思いません。中年の親父の中には、俺達の若い頃はなどと武勇伝的な話しをしたがる輩も多いですが、勉強もせずマージャンばかりの生活が決していいはずもありませんからね。

しかし、学生の中には働くこと就職することにとても大きな不安をもっている人がいるのには少し心配になります。

ある大学で講演をした時に、学生から「面接の時に学生時代一番がんばったことを聞かれた時にバイトと答えるとマイナスになりますか」と聞かれました。この質問を受けた時、本当に真面目な子だなーって感じました。私は「バイトを一番がんばったことと答えるのは決してマイナスになるとは思いません。ただし、それは何のためにがんばったのか理由がはっきりしているか否かが大事なのです。」と返答をしました。

何事も大切なのは、何を行うにしても目的を持つこと。信念をもって行動することだと思います。結局仕事というものは、何に就いても正解はありません。その仕事をどんな思いで、何を目的に行っているかが大切なのです。

学生諸君、是非とも自分の行動に自信を持って行ってください。自信は目的をはっきりすることでうまれてきます。自信を持つために秘訣は、常に何のために行うか、自分なりに考えてから行動すること。それ以外はありません。

2006年01月13日

成功したから恵比寿顔なのか、それとも笑顔だから成功したのか

成功している人は皆、笑顔です。成功しているとはお金だけで図るものではありませんから色んな意味で何かを成し遂げている人は皆さんいい顔をされています。この笑顔こそキャリアを図る尺度なのかもしれません。

ではその笑顔は成功したから笑顔なのでしょうか。いえいえ、成功した人は、成功する前から笑顔なのです。何かを成し遂げる過程は、決して平坦ではなく、何事もスムーズに行ったわけではないはずです。いや逆に成功者は、周りの人に比べ艱難辛苦が何倍も多かったのではないかと思います。

でもその人たちはどんな大変なことがあっても常にポジティブに物事を捉え、苦しみを見つめるのではなく、その先にある夢を見つめることで、思わず顔に笑みが浮かんでいったのだと思います。
苦しい時こそ、先の夢をしっかり描き、見つめることであなたも必ず笑顔を手に入れることができるはずです。そしてその繰り返しを周りの人よりも数多く経験することで、人は少しばかり成功を手に入れることができるのです。そうすると更にそこで笑顔を手に入れることができ、この好循環が最終的には真の笑顔になっていくのです。
キャリアとは、この笑顔の積み重ねによる笑い皺なのかもしれませんね。

2006年01月10日

ビジネスセレブを目指そう

ベンツに乗って、ロレックスを持っていて、高級な料亭に通うリッチな男性。派手な貴金属に身を包み、ブランド品の服を着て、高級エステに通うセレブな女性。この文章だけ見れば羨ましく思う人が多いかもしれません。しかし、この人たちが全く仕事ではパッとしない人で、出来ない君と出来ないさんであれば皆さんはどのように感じますか。親の資産で贅沢をしている人で、その人は仕事が出来ないとすればそれを羨ましいと思いますか。

多分答えはNOであるはずです。

どちらかと言えば、馬鹿にしてその人を見るはずです。

結局お金は自分で稼ぐ能力があって始めて光るもので、与えられたものには価値を見出さないものなのです。

人の価値は、その人そのものの生き方であって、その人の持っているものや環境では絶対ありません。何を持っているかではなく、何をしたか、しているかということが重要であり、キャリアとはまさに、何をしたかというその人そのものの価値を表すものだと思います。

セレブという言葉が巷でやたらと使われていますが、本当のセレブとは「ビジネスセレブ」以外はありえないのです。

人が相手にするのは、羨望の目でみるのは、そう残酷なほど仕事で結果を出している人なのだと思いませんか。当然それ以外の人としての要素に対して憧れを持つことはありますが、その人が全く仕事が出来なければきっとその憧れは起こらないのではないでしょうか。

皆さんも真のキャリアを身につけたビジネスセレブを是非とも目指して頂きたいと思います。

2006年01月07日

共振技術を体得する

共振とは物体が持っている固有振動数と加振力の振動数が一致して大きな振動が発生する現象のことを言います。

何もこれは物理的現象だけを言うのではなく、人間においても共振という能力があるようです。現代人は昔の人と比べると周りの人とリズムを合わせるのが下手になってきているそうです。

例えばもちつきをやってみるとわかるらしいです。昔の人は、経験がなく初めてもちつきをする場合にでもつく人とこねる人が自然と呼吸があったそうですが、現代人の中には全くこの間合いが取れない人が増えているとのことです。

個の時代と言われて久しいですが、どんどん人間は協調することが苦手になってきているのかもしれません。しかし、ビジネスの世界ではこの人を動かすためのマネージメントが最も重要とされます。自分の考えを的確に伝え、相手に共感を持ってもらい、そのまた周辺の人を巻き込む力、まさに「共振力」が何よりも必要であると言えます。
この共振力を鍛えるには、ふたつの方法があるようです。ひとつは対人感受性を高める会話の特訓ともうひとつはキャッチボールなどのような同じ行動を一緒に行う共同活動です。前者は高等な訓練になりますが、後者は簡単に明日から始められますよね。誰かと一緒に何かをすることを少し心がけてみてはいかがでしょうか。

2006年01月04日

子を持つご両親へ「個性の誤解」とは何か!

自分探しというものは存在しない!
自分を探すのではなく創くりあげていくもの!
日本の教育はいつの日からか「個性の尊重」と言い始めました。
この個性というものを履き違えたことで、今の働かない若者を生み出してきたのではないでしょうか。

その履き違えとは、個性は他のものと比較しない、できない特異なものであると認識させてしまったことにあり、それを間違いと学校教育では正すことができなかったようです。
個性が唯一無二のもので、他との比較ができ無いほどのものであるならそれは大半の人には降ってこないものと言えるのではないでしょうか。

逆に個性とは、他のものとの比較の中で、その差がうまれ、それを自覚することで芽生えてくるものだと思います。

つまり他のものと同じ土俵で戦うことで自覚し、見えてくるようになるのではないでしょうか。この点を勘違いした教師や上司が、無目的で働かない「自分探しをしている」という人種を作り上げたのではないでしょうか。

大切なのは、他との競争を避けさせるのではなく、率先してその環境に飛び込ませ、挫折や成功を繰り返させることであり、そこで得た成功には賞賛を、挫折にはその原因を共有する親や教師、上司が必要なのです。

親は自分が苦労したから子供にさせないという考えを捨てるべきです。
苦労は体験であり、学びです。

その体験を恩着せがましく押し付けるのではなく、あくまで体験としてまずは語る責任があります。教師は、学問以外の人間形成のために、生徒に対して愛情をもって叱ることが必要です。上司や経営者は、効率だけを考える経営から、社員を育てる勇気を持ち人材への投資を行うことです。派遣社員を雇いリスクヘッジをするのではなく、しっかり正社員を雇い教育をするのが経営と再認識すべきではないでしょうか。

これらのすべての先輩が自覚をすることで社会問題となっているニートの数を減らしていくのだと思います。
ニート対策で最も必要な社会要素は、甘えの排除です。
すべての日本人が甘えを排除していくぐらいの気構えがなければこの社会現象は、解決されないのではないかと痛切に感じています。

2006年01月01日

悪貨は良貨を駆逐するー悪癖は良癖を封印する

悪貨は良貨を駆逐するとは、金の含有量の多い金貨と少ない金貨の二種類が、同じ額面で同時に流通した場合、 この二種類には、通貨としての価値は同じでも貴金属としての価値は違うという二重の価値が生じる。仮に、貴金属としての価値の高い方を良貨、低い方を悪貨と呼ぶ。人々は良貨を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨を用いる傾向が生じる。 貨幣を用いるとはその貨幣を手放すという事であり、貴金属としての価値の高い良貨は手放したくなくなり、日々の支払いには貴金属としての価値の低い悪貨で間に合わせておこうと考えるからである。

このように悪いものは良いものよりも浸透力があり、広がる力が大きいということ、悪い点をそのままにしていればいつか良い点も犯されてしまうということを言い表しています。

転職においては、「悪癖は良癖を封印する」と言えます。幾ら素晴らしい技術やスキルがあっても、人としての資質や態度が悪ければその技術は評価をされません。面接の時などは顕著に現れますが、技術は十分でも採用にならないケースは多々あります。逆に技術はなくても人柄で採用になる場合があります。このふたつのケースですが、圧倒的に後者の方が多いのが実態です。

真のスキルを身につけるとは、とにかく人的資質を磨き、悪しき癖や態度を徹底的に排除していくことが、技術やスキルを身につける以上に重要なことであると思います。