指をさし、人をあざけることなかれ
人は他の人を馬鹿にする時、自然と指をさしています。
目の前にその対象者がいなくても無意識の内にそうしているようです。
「あいつはロクなやつじゃないよ」って思わず口から出す時、
空を指すように指を突き立てています。
武田鉄也率いる海援隊の母に捧げるバラードという歌の中の台詞に
「人を指差して馬鹿にしているその指をよくみてみなさい、
二本は相手を指してるけど三本は自分を指しているでしょう」
(標準語に直しています)というのがあったと記憶しています。
人生において批判や非難は、何の創造もしません。
人を非難し、罵倒し、それで動機付けをすることで売上の数字を
上げてきた会社もありますが永続した例がありません。
人は誰しも尊重されてこそ、始めて自己の重要感を理解し、
真の意欲が湧いてくる生き物です。
最近ではコーチングなる手法が台頭しており、相手の自発性を引き出す
指導が不可欠であると、遅まきながらビジネス界の教育が正常化してきているように思えます。
もしあなたがあなたの部下に対して、「あいつは本当にできないやつ」と
指をさし罵倒をしようとした瞬間、それは1.5倍あなたの指導能力と
キャリアの無さが災いしているのだと自覚すべきです。
一番できていないのは、自分かもしれません。
そう考え始めた時から真のキャリアが開発されるのではないでしょうか。