処刑犯かどうかは、あなたが決めること
今年3月一人当たり1億5千万円の経常利益をたたき出した、急成長企業であり、
証券業界の風雲児と言われる松井証券の松井社長が書かれた
「好き嫌いで人事」という書籍に以下のような文章が記載されていました。
「朝の東京駅の出勤風景を見て、外国人たちは愕然とするのではないだろうか?
みな暗い顔して、うつむき加減で、刑場に引きずり出される処刑犯のような顔をしている。」
私自身東京に住んでいる時、毎日同じようなことを感じていました。
どうしてそんなに皆不幸な顔をしているのか、何が嫌なのか、
働くことがそんなに辛いのか、とまじまじと周りの人の顔を眺めていました。
当然そのどんよりした空気の中にも、はつらつとした生きのいい顔の人もいますが
逆に違和感を感じたりもしていました。
いつから日本人は、働くことに対して「束縛されるもの」とか、「支配されるもの」といった
感覚を持つようになったのでしょうか。
確かに日本企業の組織風土が、この官僚型の権威主義となっていることは言うまでも
ありません。
しかし逆にアメリカの方が上司へのおべんちゃらや媚びへつらいは激しいのが実態
なのですが、日本人ほど暗い顔で通勤はしていないように感じます。
そこにはきっと、自分がそうすべきか否か、自分が好んでやっているのかそうでないのか
という「自己判断」「自己決定」がされているかいないかの違いのように思われます。
自分で決めていれば人はどんな辛い環境も楽しめるはずです。
環境が辛いから悲壮な顔になるのではなく、意志がそこにないことで
人は悲壮感を担ってしまうのだと思います。
さーあなたも今日から玄関に鏡をおいておき、必ず出社前に自分の顔を見てみましょう。
もしそこに処刑犯のような悲壮な顔を写ったら、すぐに思い出してみてください。
今の人生は自分が決めて歩いているのか、それとも何も考えず流れの中で歩いているのか、
そこにこれからの長い人生をハッピーにするか、アンハッピーにするかの鍵が隠されているはずです。