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フリーター・ニートの諸君、何かを捨てなさい!!

日テレが年に一度の恒例事業として取り組んできた「24時間テレビ」も
28年を迎えました。
今年のテーマは「生きる」。

あまりにも深く、広いそのテーマにどんな番組づくりをするのか、
正直、疑問と半ばバラエティー性の追求のためにチープな内容であろうと
期待をしていませんでした。

どのテレビ番組を見るともなく、スイッチを入れていると、
幾つかのドラマやドキュメンタリーが流れてきました。

生まれてすぐに脳性麻痺を煩い、ハンディキャップを持つ男の子が、
憧れのヤンキース松井選手とキャッチボールをする夢に向かい
全力でリハビリをしていく実録。

江ノ島電車の運転手に憧れつつ、心臓疾患で15歳の短い命を終えて
いく実話を元にしたドラマ。

どれも日頃の喧騒に流されて、忘れそうになる何かを引き戻してくれる
気づきの多い番組でした。

つくづく感じたのは、人間は何もない、ハンディーキャップなどの障害もない、
要はすべて満たされていると「生きる」ことにとても希薄になっていく
生き物だということです。
失くしてみて始めて、そのものへの感謝と「生きている実感」
いや、「生かされている実感」を持つのでしょう。

現在の日本は、フリーターやニートに総称される、定職を持たない若者が
増えていることが社会全体の問題としてしばしば挙げられます。

きっとそのような若者が増える最大の理由は、満たされ過ぎている
ことなのではないでしょうか。

フリーター・ニートだと自覚している諸君!!
もしこのままの状態に少しばかりの不安や疑問があれば、
今すぐここで何かを捨てなさい!
何もしなくても、毎日用意されている夕食を捨てなさい!
雨風が凌げる快適な部屋を捨てなさい!

そうすれば昨日までの自分を捨てることができます。
そうすれば必ず本当に「生きる」を実感できる人生を取り戻せます。

そしていつの日か自分より何かが足りない人のための助けができる人になってください。

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