貧すれば鈍する
貧乏すると生活のほうで苦労するので、才能や知恵の働きが鈍くなる。
という意味の諺ですが、実にこれは言いえて妙だと感じています。
確かにどれだけ優秀な人材でもあまりにお金に困ると、その才能を高く
売ることなく目先の利益に走ることがあります。
それは現実よくあることです。
しかし、ここで誤解をされないでください。
お金がないから物事に必ず失敗するということでは決してありません。
世の中の多くの成功者の逸話には、幼少期に貧しかったという経験談が
必ずといっていいほどあります。
貧しいからこそ、知恵を出し、モチベーションとなり、多くの障害を乗り越えて
いくのだと思います。
しかし逆にすべてに満たされているからこそ、その資産を活用し、成功を
する人もいますので、貧しさが直接のキャリア成功につながるとは限りません。
つまりお金がないことが、人の成功を決めるものではないということです。
では本当の貧すると鈍するとはどういうことでしょうか。
それは心の貧しさからくる貧困であり、その貧しさから行動が出来なくなり、
何をやってもうまくいかないということだと思います。
人を羨むとか、妬むとか、そいった何の生産性もないことを考え続けると
人は必ず貧してきます。
その結果正しいプライドを無くし、正しい行動ができなくなります。
幾ら物質面が貧しくともつねに自分の将来を見据えていれば、
鈍することはありません。
まずは、物質面の裕福さの前に心=信念の豊かさを求めていくことが
キャリア開発においてとても大切なことであるとご理解ください。