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98対99の原理

ファンケルの創業者であり、現名誉会長の池森賢二氏の言葉で
競合会社の商品力はほとんど近接しており、わずか1の差でしかない。
でもその商品を買ってもらった企業の売上は100で、選ばれなかった
企業は0である。
わずかな差が決定的な収益格差を生み出す。ということを言われて
います。
スポーツの世界でも1点差で泣くことはしばしばありますし、ビジネスの
世界でもこの近差で勝敗が決まっていることが多々あります。
日頃のちょっとした、接客や商品へのこだわりがその1の差を創り上げて
いくのだと思います。

しかしこれはスポーツやビジネスの世界に限ったことではありません。
キャリア開発においても、この1の差で大きくその先行きを変えてしまう
ことがあります。

例えば昇進という場面において、殆ど同じような成果や就業態度評価を
されているライバルがいるとします。
上司は相当悩んでその昇格を決定するはずです。
その時にやはりこの98対99の1の差が大きく影響してくることがあります。
他の同僚からの声やお客様などからの評価などからその小さな1の差を
生み、最終的に大きな格差となってしまいます。

また逆な考え方として、優秀な成績を収めているのに評価が低いと感じている
人がいます。その時には必ずこの1の差を思い浮かべてみてください。
同僚よりも成果を出している、でも評価は低いとするとそれはこの1の差を埋める
何かが欠落しているのかもしれません。
売上などの結果だけではどこまで上げ続けても、98までの評価にしかならない
ものです。

より良いキャリアを手にするためには、日頃からの小さな取り組みを怠らず
目先の結果だけを追い求めることの無い、人間力を鍛えることが不可欠で
あると感じます。

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