発想を根本的に変えると見えてくるキャリアロード
大きな障害=ハードルに出会うと、トライする前に
無理だと自己暗示のごとく思い込み、チャレンジさえもしなくなる
人がいる。
いやそういう人の方がかなり多いように感じます。
キャリア開発においても、上司から「このプロジェクトを任せたいのだが、
どうするかね」と話をされた時に「いやー経験したことが無いので・・・」などと
返答をしてしまう人がいます。
転職を考える時にも、誰かからのアドバイスで「あなたは思い切って
営業職に就いた方が向いていると思うよ」と言われるとやはり
「経験したことが無いからイメージがつかないし・・・・」と言っている
人がいます。
何事も当たり前の話ですが、誰もが始めは未経験者です。
経験するために1歩を踏み出さない限り経験することは一生ありません。
勇気をもって、そしてハードルが大きければ大きいほど、発想を変えて
取り組めば必ず何でもできるのです。
少し話は変わりますが、ひとつの事例として
あるお取引先から20%のコストダウンを言い渡された印刷会社がありました。
そのお客様は、メインクライアントの上、20%コストダウンというのは
実質取引停止を言われているような無理難題でした。
会議室では、幹部陣が頭を抱えていましたが、おもむろにある若い工務担当
課長が「当然20%のコストダウンは簡単に出来る数字ではないと思いますが、
先方も生き残りをかけてしかたなく要請していると今報告がありましたので
何とかしなくてはいけません。しかし普通の取り組みでは無理だと分かっていますので
根本的に発想を変えていく必要があると思います。とにかく発想を変えてチャレンジして
みませんか」と他を圧倒する勢いで話し始めました。
それから半年、その印刷会社は印刷機メーカーにある特殊な機能をカスタマイズするように依頼し、
最終的に独自の機械を作り上げました。それに加え、お客様から印刷原稿を受け取る仕組みを
インターネット上に開発し、自社では殆どデータ作成が不要な状態を作り上げました。
その結果見事20%のコストダウンに成功しました。
ここでの成功は、お客様からいただく印刷原稿を手書きでもらうのであれば
インターネット上に直接書き込んでもらえれば2重作業はなくなるという
今まで印刷会社が行うべき作業という発想を根本的に変えて取り組んだことに
その成果を勝ち取ったわけです。
その後その課長は、ここで考えた仕組みを更に発展させるために
自ら起業し、数年後には業界の中でも有名な印刷機材ベンダー企業を
作り上げてしまいました。
経験が無いから・・・は死語にしましょう。
そしてハードルが前に立ち塞がれば、とにかく発想の転換をして考える癖をつけてください。
キャリア開発に未経験は理由になりません。
発想の転換で新たなキャリアロードを是非走っていただける事を祈っています。