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2005年08月31日

会社の見極め方ーその1「直接会う・話すということを恐れない」

転職をされる時、あなたは何の情報を基に企業を
選択されていますか。
私たちキャリッジは、常にこの質問をさせて頂いています。

巷に溢れる求人情報ですが、その断片的な情報だけでは
当然ながら本当の企業像は把握できません。
しかし、通常は公開されている求人情報以外に会社のホームページを閲覧する、
ハローワークで会社案内パンフレットを見るなどの
手段しか無いのが現状かと思います。

中にはホームページにしっかりと企業風土を反映したコメントを
掲載している企業もありますが、大半の企業は商品や技術情報が
メインで掲載され、職場環境などは垣間見ることができません。

求職者の方にとっては、本当に限られた求人情報を頼りに応募し、
面接のわずか1時間程度でその企業の風土や文化を把握し、
体質的なものを肌で感じて帰るしかありませんよね。

これでは、真の適職は博打的な要素に委ねられ確立からいけば
かなり低い確率でのマッチングとなると思います。

では、どのように会社を見極めていくか、その方法はあるのか、
ということですが、実際には難しいように感じられるかもしれませんが
次の方法が実際に大きな効果を生み出しています。

まず一般の消費者を対象にしている企業であれば、
そのお店や営業所に行って見ることが見極めの第一歩となります。
そこで働く営業マンや販売スタッフと接すればその会社の体質は
実に良くわかってきます。
もし一般消費者が対象ではない企業の場合であれば、求人内容について
色々な角度から電話で聞いてみることだと思います。
履歴書などの書類を送る前に必ず電話で問い合わせをすることが大切です。
更に良い方法として、実際にその会社へ行き、応募内容について
聞いてみるのも良いでしょう。
突然伺って、逆に「書類をまず送ってもらえればいいので」と門前払いをされるかもしれません。
そうなればその会社はその時点で、人に対しての考え方がその程度だと査定できます。

とにかくまずは対象企業に何らかのコンタクトをとってみることが
その企業を見極める第一歩となります。

2005年08月28日

意志力が運命を決める

「思想という種を播き、行動を刈る。行動という種を播き、習慣を刈る。
習慣という種を播き、性格を刈る。性格という種を播き、それはやがて
運命を収穫することになる。」
これは教育心理学で古くから伝わる名言です。

つまり、意志がしっかりしていれば、人間は運命を自分で決めることが
できるということなのです。

キャリア開発に置き換えるなら、
「人生目標という種を播き、行動を刈る。行動という種を播き、スキルを刈る。
スキルという種を播き、縁を刈る。縁という種を播き、それはやがて適職という
運命を収穫することになる。」ではないでしょうか。

まずは、自分の人生で本当に手に入れたいものを明確にして人生の目的を
考え続ける。そのことが行動を起こし、行動の中で目的や目標を手にするために
努力をする。努力の結果が一定の技術やノウハウなどを身につけさせる。
そのスキルが基となり、多くの人の期待に答えるようになる。
そうすれば当然ながら素晴らしい人間関係が形成され、あなた自身の本当の
働く場所が明確になってくる。それが適職だと思います。
その適職というフィールドで働くあなたは、必ずや多くの幸せを得るようになる
はずです。

行動する、表現することなどを称して、ここでは種を播くという表現をしていますが、
本当に人生はこの「種まき」の積み重ねではないでしょうか。
適職などは、狩猟型のような1日で獲得してこれるものではありません。
毎日のあなたの行動の積み重ねから出会えるものではないでしょうか。
当然ながら刈ってばかりではいつかは実が無くなります。

もしあなたの毎日が刈る行為ばかりであったとするなら、今日から種を播く活動を
始めていきましょう。

2005年08月25日

偶然とは、努力した人に運命が与えてくれる橋

昨今のブームである韓国映画「猟奇的な彼女」での一言です。

この言葉は、概念的な「働かざるもの・・・・」的な言葉とはまた違った形で
「努力」という行為を生きる上での不可欠なものとして表現している、
と心に響いてきました。

偶然は、努力の数により必然となる。
私は、常々そう考えています。

それは、努力をし続けることで、その人の信念が周りの人に伝わり
応援者が増えていく、また情報が走ることで、注目者が増える。
更には努力を続けるとは、継続していることですから当然その偶然の機会が
増えていきます。
そのために結果的に努力を多くした人に偶然的にもそのねがいが叶う確率が
高くなるのです。
このように科学的に書き記すと少し興ざめするかもしれませんが、
私の周りの多くの成功者は、必ず「運が良かったから」と自己謙遜をしながら
その成功の理由を語られます。
しかしその人達に共通するキーファクターは、やはり誰よりも多くの努力を
してこられたことにあると思います。

この言葉は、キャリア開発にも全く同じことが言えます。
以前に書かせて頂きましたが、キャリア論では、この概念を
「プランドハプンスタンスセオリー」という言葉で表現しています。

適職がなかなかみつからない・・・と感じているなら、自分の努力について
今一度自己分析をしてみる必要があるかもしれません。

適職とは、努力をした人に運命が与えてくれる生き方
なのかもしれませんね。

2005年08月22日

夢なきキャリアは、精神崩壊の要因なり

哲学なき政治
感性なき知性
労働なき富
この三つが国家崩壊の要因なり
インドの哲人タゴールの名言です。

この言葉は、昨今の日本の状況をそのまま言い表しているのではないかと
つくづく感じるのは私だけでしょうか。
マニフェストの戦いと言いながらそこに哲学が全く見られない、星とり選挙活動と政治。
偏差値教育に台頭される没感性の日本の初等教育。
バブルで露呈した労働なき成功者の数々。

しかし世の中は、必ずそのしっぺ返しが付き物であり、
手痛い仕打ちを受けているのが今の状況であると思います。

キャリアにおいても単に資格を取ったとか、クレームを考慮せず
激烈の営業で成果を収めたとか、とにかくノルマをクリアするために
走り続けてきたなどのキャリア(キャリアと呼ぶべきでないですが)は、
必ずどこかで破綻をきたします。
経済上の破綻ではなくとも必ずと言って良いほど精神崩壊に繋がってきます。

キャリアにおいて最も大切なのは、何のためのキャリアか、
何を実現していくためのキャリアか、
その先の夢がなくては決して真のキャリアにはなっていきません。

もし今あなたが、3年後の目的=夢が明確でないまま単に走り続けているとしたら
一度立ち止まり、タゴールの提唱した言葉を思い出してみてください。

2005年08月19日

貧すれば鈍する

貧乏すると生活のほうで苦労するので、才能や知恵の働きが鈍くなる。
という意味の諺ですが、実にこれは言いえて妙だと感じています。

確かにどれだけ優秀な人材でもあまりにお金に困ると、その才能を高く
売ることなく目先の利益に走ることがあります。
それは現実よくあることです。

しかし、ここで誤解をされないでください。
お金がないから物事に必ず失敗するということでは決してありません。
世の中の多くの成功者の逸話には、幼少期に貧しかったという経験談が
必ずといっていいほどあります。

貧しいからこそ、知恵を出し、モチベーションとなり、多くの障害を乗り越えて
いくのだと思います。
しかし逆にすべてに満たされているからこそ、その資産を活用し、成功を
する人もいますので、貧しさが直接のキャリア成功につながるとは限りません。

つまりお金がないことが、人の成功を決めるものではないということです。

では本当の貧すると鈍するとはどういうことでしょうか。

それは心の貧しさからくる貧困であり、その貧しさから行動が出来なくなり、
何をやってもうまくいかないということだと思います。

人を羨むとか、妬むとか、そいった何の生産性もないことを考え続けると
人は必ず貧してきます。
その結果正しいプライドを無くし、正しい行動ができなくなります。

幾ら物質面が貧しくともつねに自分の将来を見据えていれば、
鈍することはありません。
まずは、物質面の裕福さの前に心=信念の豊かさを求めていくことが
キャリア開発においてとても大切なことであるとご理解ください。

2005年08月16日

声援に応えることとは

あなたがどんな時も
あなたが何をしても
あなたがもし何もできない状況に陥っても

いつも声援を贈ってくれる人の存在があります。
いつも暖かく見守ってくれている人がいます。

あなたはその人の存在をいつも認識していますか?

人は決して一人では生きていけないといいながら、
常に人は自己中心でいつも1人称で物事を考えがちです。

しかし決して忘れてはいけないのが、あなたのことをいつも陰ながら応援し、
声は聞こえなくても心の中で暖かく声援を贈ってくれている人がいるということです。

キャリアを決定する時、ライフプランが常に中心にあることが大切です。
しかしなかなか自分のライフプランが明確にならない人がいます。
自分の適職とは何か?
自分は何をすれば成長するのか?
それを考えることはキャリア決定の最重要な要素であることは間違いありません。

でも、もしそのライフプランが見つけられない時は、
自分の本当にやりたいことが見つからない時は、
いつもあなたに声援を贈ってくれる人のことを考えてみませんか。

そう、その人が一番喜んでくれることは何か、
その人のために自分が今何をすべきか、
それを考えるとキャリアは必ず見えてくるものです。

声援を贈ってくれる人の笑顔を見るためにキャリア開発をすることで、
自分の達成感は少しだけ少ないかもしれません。
しかし大きな幸せを掴むきっかけになることは間違いないはずです。

キャリア開発とは、声援を贈ってくれる人のために行うことかもしれません。

2005年08月13日

98対99の原理

ファンケルの創業者であり、現名誉会長の池森賢二氏の言葉で
競合会社の商品力はほとんど近接しており、わずか1の差でしかない。
でもその商品を買ってもらった企業の売上は100で、選ばれなかった
企業は0である。
わずかな差が決定的な収益格差を生み出す。ということを言われて
います。
スポーツの世界でも1点差で泣くことはしばしばありますし、ビジネスの
世界でもこの近差で勝敗が決まっていることが多々あります。
日頃のちょっとした、接客や商品へのこだわりがその1の差を創り上げて
いくのだと思います。

しかしこれはスポーツやビジネスの世界に限ったことではありません。
キャリア開発においても、この1の差で大きくその先行きを変えてしまう
ことがあります。

例えば昇進という場面において、殆ど同じような成果や就業態度評価を
されているライバルがいるとします。
上司は相当悩んでその昇格を決定するはずです。
その時にやはりこの98対99の1の差が大きく影響してくることがあります。
他の同僚からの声やお客様などからの評価などからその小さな1の差を
生み、最終的に大きな格差となってしまいます。

また逆な考え方として、優秀な成績を収めているのに評価が低いと感じている
人がいます。その時には必ずこの1の差を思い浮かべてみてください。
同僚よりも成果を出している、でも評価は低いとするとそれはこの1の差を埋める
何かが欠落しているのかもしれません。
売上などの結果だけではどこまで上げ続けても、98までの評価にしかならない
ものです。

より良いキャリアを手にするためには、日頃からの小さな取り組みを怠らず
目先の結果だけを追い求めることの無い、人間力を鍛えることが不可欠で
あると感じます。

2005年08月10日

はっきり言えない症候群

人の資質は、最後で決まる。と言うと過言かもしれませんが、
飛ぶ鳥後を濁さずという言葉もあるように、引き際や断りを言わなくては
いけないような最後の瞬間で、その人の人格やスキルが露呈していくものです。

露呈という言葉を使ったのは、最後の瞬間において非常識なことをされる
人に対しての苦言をこめてのことです。

良くあるケースとして、面接までは実に明るくやる気を出していた人が
内定が出た瞬間、急に連絡がつかなくことがあります。
「家庭の事情でお断りしようかと思っているのですが。」とメールを一通だけ送ってこられ、
面接をされた人事担当の方が、事情を良く知った上で対応をしていこうと考えて再度
電話をされるとします。
しかし何度電話をしてもつながらないのです。
完全に断るでもない、どうしたいのか分からない状態のままとなってしまいます。

一体このような状態は、どんな心理状態から起こってくるのでしょうか。

それは断りづらいから、言いにくいことをはっきりと言えない、はっきり言うと
何か言われそうだから・・・という実に情けない心理が働くのでしょう。

このような人は、まず自分が何の目的で仕事をしていくのか、仕事を通して何を
実現したいのかという「ライフプラン」が全く無いのだと思われます。
また、人を大切にするという最もベーシックな考え方やスキルに欠けているのだと思います。

真のキャリアを手に入れるには、まずは人に対しての思いやりとしっかりとした
意志を持つことにつきるのだと思います。

2005年08月07日

タッチの差

世界水泳などの大会では、本当にタッチの差で
その勝敗が決まることが多々あります。
人生においてタッチの差という瞬間に直面した経験は、普通であればそれ程ないと思います。
しかしながら、しばしば転職ということに関しては、このタッチの差で
大きく人生を左右する瞬間が訪れます。
タッチの差つまりタイミングです。

例えば転職のために2社にトライしたAさんがいます。
面接後B社が第一志望、C社が第二志望と心に決めたところ、
C社からは面接後早速内定が出ました。
しかし「別な人を待たせているので明日中に返事が欲しい」という条件
付きでした。
B社からは、面接結果は1週間後ということであり、事情を説明し
返事を早めてもらうことは無理な状態でした。

あなたならどのように対応されますか。

C社にもう少し待ってもらうように交渉することも考えられますが、
最終的に交渉が無理な場合は、自分自身で決断をするしかありません。
C社に決めるか、B社に賭けるか、その決定によって人生は大きく
変わっていくはずです。

その他たまたま面接の日に体調が悪くなり、面接を1日伸ばしてもらったことで、
急な他の転職希望者が現れチャンスを逃すことも実際にあります。

縁がなかったと割り切るしかないのですが、タッチの差で人生が
左右していくことは事実です。
キャリア開発において、決してやり直しは聞かないものではありません。
また得られたチャンス、職に対してとにかく全力で取り組むことが大切であり、
手に入れられなかったキャリアに拘り、現在の職と比較することは
決して行ってはいけないことです。

大切なのは、タッチの差で大きく人生が変わってくるという事実に対して、
常に意思決定力を持ち、全力で取り組んでいく姿勢がそのタッチを
人よりも早く確実なものにしていくことを忘れないことです。

2005年08月04日

金の職と銀の職、そして普通の職

童話の「金の斧、銀の斧」は皆さんも良くご存知だと思います。

この話は湖に誤って自分の斧を落としてしまった木こりが
落胆をしているところへ、湖の精が現れ、その木こりの正直さを
問うものです。

転職をする際に必ずと言っていいほど前職の退職理由を聞かれます。
その時あなたならどのように答えられますか?

その場を取り繕うために「家庭の事情で」と答えられますか。
得てして人は、その場を取り繕ったり、より評価してもらいたいという一心で、
都合の良い話しをする人がいます。
しかし、その理由が本心でなければ結果的に同じ失敗を繰り返して
しまうことを忘れてはいけません。

本当は人間関係が問題で退職したにであれば、その原因となっていることを
しっかり自己理解しておく必要があります。
逆にその要因をしっかり面接時に話してみることは、
真の適職を見つける大きな鍵にもなります。

例えば「上司が任せると言ってもとにかく細かなことまで口を出し、
殆ど自己裁量で仕事が出来なかったから」と正直に言ってみましょう。

中にはそんな人物は問題があると考える会社もあるでしょうが、
逆に正直に話をしたことでその点に共感をし、採用をしていく会社も
あるでしょう。

どうでしょうか。

結果的にその正直な自己主張があればこそ、あなたの価値観を尊重し
認めてくれる企業を探しあてることができ、結果的に適職が見つかると
考えられませんでしょうか。

投げ出した職を金や銀の職と偽って、新たな職を仮に得ることが
できたとしてそれはあなたにとって本当の適職でしょうか。
正直に普通の斧としっかり自信をもって話すことで、真の金のキャリアを
手に入れられるのではなにでしょうか。

是非一度考えてみてください。

2005年08月01日

発想を根本的に変えると見えてくるキャリアロード

大きな障害=ハードルに出会うと、トライする前に
無理だと自己暗示のごとく思い込み、チャレンジさえもしなくなる
人がいる。

いやそういう人の方がかなり多いように感じます。

キャリア開発においても、上司から「このプロジェクトを任せたいのだが、
どうするかね」と話をされた時に「いやー経験したことが無いので・・・」などと
返答をしてしまう人がいます。
転職を考える時にも、誰かからのアドバイスで「あなたは思い切って
営業職に就いた方が向いていると思うよ」と言われるとやはり
「経験したことが無いからイメージがつかないし・・・・」と言っている
人がいます。

何事も当たり前の話ですが、誰もが始めは未経験者です。
経験するために1歩を踏み出さない限り経験することは一生ありません。
勇気をもって、そしてハードルが大きければ大きいほど、発想を変えて
取り組めば必ず何でもできるのです。

少し話は変わりますが、ひとつの事例として
あるお取引先から20%のコストダウンを言い渡された印刷会社がありました。
そのお客様は、メインクライアントの上、20%コストダウンというのは
実質取引停止を言われているような無理難題でした。

会議室では、幹部陣が頭を抱えていましたが、おもむろにある若い工務担当
課長が「当然20%のコストダウンは簡単に出来る数字ではないと思いますが、
先方も生き残りをかけてしかたなく要請していると今報告がありましたので
何とかしなくてはいけません。しかし普通の取り組みでは無理だと分かっていますので
根本的に発想を変えていく必要があると思います。とにかく発想を変えてチャレンジして
みませんか」と他を圧倒する勢いで話し始めました。

それから半年、その印刷会社は印刷機メーカーにある特殊な機能をカスタマイズするように依頼し、
最終的に独自の機械を作り上げました。それに加え、お客様から印刷原稿を受け取る仕組みを
インターネット上に開発し、自社では殆どデータ作成が不要な状態を作り上げました。

その結果見事20%のコストダウンに成功しました。

ここでの成功は、お客様からいただく印刷原稿を手書きでもらうのであれば
インターネット上に直接書き込んでもらえれば2重作業はなくなるという
今まで印刷会社が行うべき作業という発想を根本的に変えて取り組んだことに
その成果を勝ち取ったわけです。

その後その課長は、ここで考えた仕組みを更に発展させるために
自ら起業し、数年後には業界の中でも有名な印刷機材ベンダー企業を
作り上げてしまいました。

経験が無いから・・・は死語にしましょう。
そしてハードルが前に立ち塞がれば、とにかく発想の転換をして考える癖をつけてください。

キャリア開発に未経験は理由になりません。
発想の転換で新たなキャリアロードを是非走っていただける事を祈っています。