キャリア開発における情報の見極め方
皆さんは転職先の情報をどのようにして集められますか。
求人情報誌やホームページ、地方ごとの企業情報誌など
さまざまな情報の入手手段はあります。
しかしながら、それらの情報は当然ながらオープンにして
差し支えの無い範囲の情報であり、文化や風土などの転職に
最も必要な情報はなかなか手に入らないのが実態ですね。
では、いかにして生の情報を入手することができるかと言えば、
それはその会社で働いている人、働いたことのある人から直接
話を聞くのが最も簡単に生の情報が集まるはずです。
でも当たり前のことですが、そこで働く人を探すことが
何より難しいことだと言われると思います。
しかし、これが思うより難しいことではないのです。
例えば、その会社に直接知り合いがいない場合、まずその会社の
取引先をホームページなどで調べます。そしてその取引会社に勤める
知人がいないか見て行きます。
それでも誰もいない場合は、同業種の会社に誰か知り合いがいないか
調べていきます。
更にそれでも誰もいなければ、その会社が所属する団体や組合など
に知り合いがいないか調べていきます。
当然あなたの知りうる限りの人を伝って情報を集めていきますが、
これが以外に早くその会社を知る人に出会えるのです。
実はこの方法は、アメリカでは自分から直接企業へ転職のアプローチを
する際のスタンダードな方法となっています。
さて、ここからが重要です。
このような縁のネットワークからの直接情報の入手は、確かにより実態を
聞く上では重要な方法なのですが、逆に集めた情報に惑わされ、
適切な判断が出来ないことが多々あります。
それは、その話をされた人の個人的主観に基づいてされていることが
前提であると受け止めず、鵜呑みにしてしまう人がいるのです。
話を聞いた人が、その会社で成果が出せずたまたま反抗心を持っていた
とすれば会社の悪口ばかりを言うはずです。逆に評価をしてもらっていると
感じている人に聞けば、大変前向きな話をされるでしょう。
つまり大切なのは、このような直接情報に関しては、その人の主観的な
思いから話をしていることを前提に、聞いた自分が世の中の常識的な
フィルターを通して判断することがとても重要になります。
この常識的なフィルターとは、いかに世の中を知っているか、一般的な
企業情報を入手しているかということになります。
キャリア開発で大切な生の情報集めをする場合は、話を聞いた内容を
客観的に分析できる目を持つことが重要となることを忘れないでください。