自社の常識は社会の非常識
始めての転職をされる方とお会いすると、その中に
あまりにも社会の一般的な情報や常識を知らない人に
出会うことがあります。
転職希望業種に関しての知識が無い、その業界の慣習や
待遇、条件などの情報を知らない方は、単に学習不足で
あると言えますので、これは転職を希望される前に対象企業の
条件や待遇を見るのではなく、業界全体の動向や傾向を
しっかり学ぶことが必須となります。
しかしこのような情報不足ということだけではなく、あまりにも
現在勤めている会社がすべての基準となっているために
常識的な話をさせて頂いた時に、驚きと挫折感を持たれる人が
中にはおられます。
始めての転職を向かえる方にこの傾向が強く、そのままの状態は
あまり好ましい転職を実現しないことが多いのです。
具体的な話ですが、自分の勤めていた会社はとにかく成果主義であり、
売り上げ至上主義であったため、顧客からクレームが
発生することは当たり前なのだと認識していたとします。
その人は転職するにあたり、これまでの習慣が身についていることから、
とにかく成果が一番大事であると考え、クレーム
やサービスに関しては
2番目だという考えを面接時に話をしたとします。
結果は言うまでも無く、クレームは当たり前という考え方は現在の
日本では非常識とされますので、内定はでませんよね。
考えれば誰でも分かること、と思われるかもしれませんが、長らく
ひとつの会社に勤務しているとあたかもその会社が世の中の
スタンダードのような誤解が生じてきます。
始めての転職において、この悪しき習慣があったり、前述した
情報不足であった場合、屈折したものの見方をしたり、話しがちになります。
これは決してプラスには働きませんので、今一度ご自身の勤務する
会社と平均的な世の中の常識と照らし合わせ、乖離があれば
しっかりと矯正し、正しく企業を見極めていくことが重要となります。