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2005年07月29日

そろそろ意心地の良い環境から飛び出しては!

特に感じることですが、年々地元志向の人が増えている気がします。
地方であれば、転職の条件に「実家付近から通える距離の会社」と、
限りなく100%近くの人がその要望を挙げられます。
しかも独身の20代の若者にその傾向が顕著に見られます。

若いうちは旅をしろ!と賢者は言い続けてきたはずですが、
この傾向は何からくるのでしょうか。
本当に地元を愛し、誇りに思う気持ちからくるのなら将来は
大変明るいものだと思いますが、決してそうではないようです。

単に意心地が良く、知り合いもいて、安心、安全という短絡的な
発想からその思いが来ている人がほとんどではないかと思います。

この街で私を知っている人は誰もいない。
ここで死んでも周りの人は誰も驚かない。

人生で一度は、そんな思いになったことがある人は必ずその先に
多くの人生の糧を見つけているはずです。

一人になった時、始めて周りの人への感謝の念が湧いてきます。
住み心地の良い家を出た時、初めて人間関係の大切さを感じます。
頼れる人がいなくなった時、初めて己の真の価値を知ります。

今の快適で意心地の良い環境から飛び出すのは今です。

2005年07月26日

キャリア開発における情報の見極め方

皆さんは転職先の情報をどのようにして集められますか。
求人情報誌やホームページ、地方ごとの企業情報誌など
さまざまな情報の入手手段はあります。
しかしながら、それらの情報は当然ながらオープンにして
差し支えの無い範囲の情報であり、文化や風土などの転職に
最も必要な情報はなかなか手に入らないのが実態ですね。

では、いかにして生の情報を入手することができるかと言えば、
それはその会社で働いている人、働いたことのある人から直接
話を聞くのが最も簡単に生の情報が集まるはずです。
でも当たり前のことですが、そこで働く人を探すことが
何より難しいことだと言われると思います。

しかし、これが思うより難しいことではないのです。

例えば、その会社に直接知り合いがいない場合、まずその会社の
取引先をホームページなどで調べます。そしてその取引会社に勤める
知人がいないか見て行きます。
それでも誰もいない場合は、同業種の会社に誰か知り合いがいないか
調べていきます。
更にそれでも誰もいなければ、その会社が所属する団体や組合など
に知り合いがいないか調べていきます。

当然あなたの知りうる限りの人を伝って情報を集めていきますが、
これが以外に早くその会社を知る人に出会えるのです。

実はこの方法は、アメリカでは自分から直接企業へ転職のアプローチを
する際のスタンダードな方法となっています。

さて、ここからが重要です。
このような縁のネットワークからの直接情報の入手は、確かにより実態を
聞く上では重要な方法なのですが、逆に集めた情報に惑わされ、
適切な判断が出来ないことが多々あります。

それは、その話をされた人の個人的主観に基づいてされていることが
前提であると受け止めず、鵜呑みにしてしまう人がいるのです。
話を聞いた人が、その会社で成果が出せずたまたま反抗心を持っていた
とすれば会社の悪口ばかりを言うはずです。逆に評価をしてもらっていると
感じている人に聞けば、大変前向きな話をされるでしょう。

つまり大切なのは、このような直接情報に関しては、その人の主観的な
思いから話をしていることを前提に、聞いた自分が世の中の常識的な
フィルターを通して判断することがとても重要になります。
この常識的なフィルターとは、いかに世の中を知っているか、一般的な
企業情報を入手しているかということになります。

キャリア開発で大切な生の情報集めをする場合は、話を聞いた内容を
客観的に分析できる目を持つことが重要となることを忘れないでください。

2005年07月23日

「信力」という力

自分を信じる信念、人を信じ続ける愛情、この信じるという力は
何事にも勝る尊いものであり、また多くの幸せを掴む
最大のパワーとなります。

しかし、人はこの信じる力=信力をもって生まれてくるものではありません。
単純に人を信じるということではなく、何があっても信じ続けること、
自分を信じることであれば必ず出来ると確信をもって突き進むこと。
これらの信力は、成長の過程の中で培っていくものなのです。

自信というものとは、少し異なり、単に何かが出来たから、
人よりも勝っているからと言って身につくものではありません。
自分をいかに冷静に見つめ判断し、現在の立ち位置を
どれだけ具体的に知っているかどうかが信力を身につける鍵です。

走るのが速いということで、身につくのが自信。
いつかリレーの選手に必ずなってやる、なれると自分を信じ
努力を続けることが信力と言えます。

なかなか自分を信じれないよって言われるかもしれませんが、
それは単に何をしたいか、どうしたいかが明確でないからだと思います。
目標を持ち、毎日自分の成長を自己認識すれば必ず信力は身に着いていきます。

また人を信じることについてですが、これは子供の教育において
端的に現れていることですが、子供が何をやっても、親は
「あなたを信じている」と言い続けそのスタンスを変えなければ
どんな子でも必ず正しく成長して行くものです。
逆に「あなたは何をやってもだめな子」と言い続けるとどんな
子供でも何もできなくなり、やがては人の道を踏み外し、
アウトローになっていきます。

皆さんはこの信力というものをどのようにお考えでしょうか。

キャリア開発においては、特に重要なこの信力を是非鍛えてください。

2005年07月20日

足るを知り、勇気を持つこと

健全なプライドの重要性は前回お話しをしましたが、
その続きを少し書かせて頂きたいと思います。

健全なプライドを持つと言う事をもう少しわかり易い言葉で書くなら、
「足るを知り、勇気を持ってトライすること」になります。

初対面の時には、自分はこれだけの結果を出してきた、
年収は幾ら以上でないとだめ、大手メーカーにしか勤めるつもりはない、
と自信満々に話をされる方がおられます。
当然自己PRと自己主張は不可欠ですから、そのお話しは何も問題はありません。

しかし、そのようにアピールをし、条件を確たるものとして提示される方の中に、
実際の転職先企業を選んでもらい、面接日程が決まったと連絡をすると、
急に「その会社の商品はこれまで扱ったことがないから
やっていけるか自信がないので、見合わせたい」と急変される人がいます。
いえ、初対面でアピールが高い人ほどこの傾向があります。

単に職案件を選んでもらったわけではなく、カウンセリングを
何度も何度も行い、転職先の業務内容は当然のことながら、
文化や風土、最終的には上司のタイプにまで詳細説明をした上での決定です。

それでもいざ面接となると急に萎えてきて、あの自信は
どこへ行ったのかというほど豹変されます。

さて、この現象はどこからくるのでしょうか。

決して他の転職先が見つかったから体よく断りを入れているのではないのです。

やはり、日頃から自分としっかり対峙し、自己認識をされていないことが
最大の要因なのです。
条件や勝手な要望が先行し、自己の本来目指すべきものや
手に入れたいものが不明確のまま転職をしようとされているのです。

自分を知れば、自分に足りないものが見えてきます。
だから当然人は、それを手に入れようとすればチャレンジ
スピリッツが生まれてきます。また真摯に物事が見えてきます。

その姿勢と目線こそがキャリアを手に入れる最大のポイントであると確信をします。

足るを知り、勇気を持てば手に入らないものは決してありません。

2005年07月17日

健全なプライドを持とう

以前にこのプライドについて記載をさせて頂きましたが、
真のキャリアを身につけるうえで大変重要なことですので、
もう一度角度を変えて記載させて頂きたいと思います。

皆さんは「自分はプライドが高いと思われますか」
または「プライドを持っていると感じられていますか」

人の成長においてこの「プライド」というものは大変大きな
要素を担っています。
プライドがなければ人は、成長をしない、またはしたくない、
と意欲そのものを阻害してしまいます。

ただし、プライドがあれば言いというものではなく、
大切なのはそのプライドが「健全」であるか否かということです。

中には不健全なプライドを持ったまま大人になり、
多くの成長のチャンスを逸している人がたくさん存在しています。

健全か不健全か、それを見極めるポイントとしては、自己主張の
裏側に自己努力をせず、単にねたみや嫉妬からその相手を
罵倒したり、否定したりしていないか、または逃避していないか
ということに尽きます。

簡単な言い方をすれば、努力もせずに周りの成果を出した人に対して、
その成果の出し方=方法について、否定的な講釈を言う人がいます。
それが不健全なプライドということです。
健全なプライドとは、誰かに追い抜かれた場合、その人を中傷
するのではなく、なぜそのような成果がでたのか、真剣に解析し
自分なりの努力を積み重ねていくことです。

当たり前のことのようですが、人は往々にしてこの不健全さが
前面に出てしまうことがあります。

最近ある男性に会って、話をした時に、つくづくこの不健全なプライドが
その人の成長を止めてしまっているなと感じました。
この男性に、ロールモデルという尊敬できる先輩や上司を
探すことはとても重要なのだと私が伝えると、
その男性は、「これまで尊敬できる上司や経営者に会ったことがない」
「最初はすごいかなと思っていても働き始めるとたいしたことがないと
いつも思うんです」と返ってきました。

余程この男性は上司や先輩に恵まれていないのでしょうか、
いえいえこの男性に健全なプライドが欠落しているのです。
真摯に人を見る健全さがなくなっているのです。

皆さんも同じようにもし感じられたなら、一度御自身のプライドについて
見つめなおされてみてはいかがでしょうか。

2005年07月14日

自社の常識は社会の非常識

始めての転職をされる方とお会いすると、その中に
あまりにも社会の一般的な情報や常識を知らない人に
出会うことがあります。

転職希望業種に関しての知識が無い、その業界の慣習や
待遇、条件などの情報を知らない方は、単に学習不足で
あると言えますので、これは転職を希望される前に対象企業の
条件や待遇を見るのではなく、業界全体の動向や傾向を
しっかり学ぶことが必須となります。

しかしこのような情報不足ということだけではなく、あまりにも
現在勤めている会社がすべての基準となっているために
常識的な話をさせて頂いた時に、驚きと挫折感を持たれる人が
中にはおられます。
始めての転職を向かえる方にこの傾向が強く、そのままの状態は
あまり好ましい転職を実現しないことが多いのです。

具体的な話ですが、自分の勤めていた会社はとにかく成果主義であり、
売り上げ至上主義であったため、顧客からクレームが
発生することは当たり前なのだと認識していたとします。
その人は転職するにあたり、これまでの習慣が身についていることから、
とにかく成果が一番大事であると考え、クレーム
やサービスに関しては
2番目だという考えを面接時に話をしたとします。
結果は言うまでも無く、クレームは当たり前という考え方は現在の
日本では非常識とされますので、内定はでませんよね。

考えれば誰でも分かること、と思われるかもしれませんが、長らく
ひとつの会社に勤務しているとあたかもその会社が世の中の
スタンダードのような誤解が生じてきます。
始めての転職において、この悪しき習慣があったり、前述した
情報不足であった場合、屈折したものの見方をしたり、話しがちになります。
これは決してプラスには働きませんので、今一度ご自身の勤務する
会社と平均的な世の中の常識と照らし合わせ、乖離があれば
しっかりと矯正し、正しく企業を見極めていくことが重要となります。

2005年07月11日

自分で考え、自分で選択することで後戻りをしなくてすむキャリアロード

金鉱脈が見つかった!!と、風の噂が流れてきました。
そこへある人がやってきて、「西の方で見つかったらしいよ」
「人が皆そっちへ行っているから間違いない」と声高に言いました。
その情報を聞いたAさんは息子に「すぐに西へ向かい金鉱脈を
探してこい」と伝えました。
同じ情報を聞いたBさんは、息子に金鉱脈の探し方は・・・と
金鉱脈がありそうな地質や、その地域の見つけ方について知る限りの
知識を話し始めました。
Bさんの息子は、その話を聞き自分で可能性のある方角を選び
探しに行きました。

さて、先に出発したAさんの息子ですが、誰よりも早く西に向かった
のですが、結局西の方角には金鉱脈はありませんでした。
Aさんの息子は、途方に暮れ、どうしてよいか分からず、ただ来た道を
とぼとぼと帰るしかありませんでした。

次にBさんの息子ですが、自分の選択した方角には同じく金鉱脈を発見
することは出来ませんでした。
しかしBさんの息子は、Aさんの息子と違い、その場所から次に
可能性のある場所を割り出し、そこから次の場所へ新たな希望を
もって歩き始めました。

この寓話について皆さんはどのようにお感じになられましたか。

ここにはキャリア開発で最も大切なポイントが隠されています。

要は自分に適した仕事の発見は、千載一遇で運の問題だという人がいます。
だから大学などの就職指導の担当者の中には、まず働いて見るしか
ないから、とにかく社会に送り出すしかないと考える人もいます。

しかしそれは絶対に間違いです。

正しい考え方は、キャリアの選択の方法をしっかりと教えることであって
ここに向いている、ここしかないと指示をすることではありません。
そのように指示をすると、Aさんの息子のように折角キャリアを積んだ先から
単に引き返すしかなくなるのです。
自分で考えることもなく、誰かに言われて決めた道は、
行き止まりになると、その先にどのような他の道があるか探すことができず、
引き返すしかなくなるのです。

大切なのは、適切なキャリアの選択方法を学ぶこと、
そして自分で考え自分で選択をすること。
そうすれば仮に行き詰まる道を選んだとしても、行った先で
新たな道を開拓して歩いていくことができるのです。

これが正しいキャリア開発のセオリーです。

助言は幾らでも聞くべきですが、選択の方法と選択は必ず
自分で手に入れ行動に移してください。
そこに真のキャリアが待っています。

2005年07月08日

もし貴方が優秀だと評価されることが多くなったら「バカ」になってみてください

貴方はこれまで周りの人よりも成績が良く、スポーツ万能とまでいかない
までもある程度なんでもでき、発言力もあり、周りの人から「君は優秀だね」
とちょくちょく言われているとしたら。

今一番気をつけなくてはいけないことは、それはあなたのことを真剣に
考えてくれる人がどんどん少なくなっているということに気づくことです。

人は当然優秀な人には、何か欠落している点があっても、
それを指摘しようとはしないものです。
あの人は優秀だから、言うのに躊躇うよ、こんなことを言うと逆にばかに
されるよ、って人は考えます。

つまりあなたのことを心から心配してくれる人が少なくなるのです。

そうなるとそこそこ優秀な人は、折角のキャリア開発の機会を
逸してしまうことになります。
そして長い目で見ていくと、逆にあまり評価をされていないのだけれども、
人間的に感受性が高く、コミュニケーション力が高い人の方が
多くのキャリアを手にしていることがしばしばあります。

もしあなたが優秀だと言われたら、その人の前で今後は
バカになるように心がけてみてください。

バカになるとは、知らないことは知らないとはっきり伝える。
相手が自分よりよく知っていることには真摯に耳を傾ける。
もし評価をしてくれた人が、頼りなく見えた場合は、その人に自分に無いものを
必ずひとつ見つけるように努力していく。

それが出来るようになると、あなたの周りの人はきっとあなたにこう言うでしょう。

君は「えらい」ね。ってきっとそう周りの人が口に出すでしょう。

この優秀とえらいの違いは、どちらも人を賞賛する言葉ですが、
その実は天と地の差ほどあります。

わかりますか、この差について。
もし分からなければまずは実践ですね。

2005年07月05日

99%の集中は、100%の失敗を創む

スポーツニュース番組で、あるコメンテーターが
1%でも集中を欠けば100%失敗すると声高に話していました。

実にこの集中力というものは、何か物事を成し遂げていく上で、
その成否を分けるものだと思います。
多くの記録を達成してきたスポーツ選手に限らず、ビジネスに
おいても「あいつは仕事が出来る」と評価される人には、
その基本能力よりも、直面した問題や課題に対して取り組む時の、
その瞬間の集中力が他の人よりもあるように思えます。

私が学生時代にノートも一切取らず、試験前になっても全然
勉強しているように思えないのだが、やたらテストで高得点を
とる同級生がいました。
試験の前日まで私たちと一緒に遊んでいてもしっかり高得点を
獲得するのです。

きっと夜中に寝ることなく一夜漬けをしているのだろうと皆が
思っていたのですが、ノートもとっていないし、試験前に誰かの
ノートを借りるわけでもないので、不思議に思い、彼に聞いた
ことがありました。

すると彼は、「ノートを取ってると授業内容が良く理解できなくなる、
またノートを取るとそれで安心するのでとにかくその時に理解し
暗記するようにしている」と答えたのです。

正直驚きましたが、それから彼の授業中の態度を見ていると
それはまぎれもなく授業に「集中」しているのです。

人の集中力は、このように自分によってコントロールできるものなのです。
もし貴方がなかなかビジネスで成果がでないと感じられているなら
ある特定のことに徹底的に集中し、そのことに専念してみてはいかがでしょうか。

また集中力を鍛える秘訣は、とにかく時間を区切ることだそうです。
一定の時間を決めることで、自分への暗示がかかり、集中力が
増していくのです。

是非時間を区切りひとつに集中してトライする癖を身につけてみてください。

2005年07月02日

同じ仕事をする3人の男の話

ある工事現場で多くの人が汗を流して働いています。
そこに初老の男性が訪れ、目の前で働く男たちに話しかけました。

「君はここで何をしているんだい?」

最初に聞かれた男は、

「生きていくために働いているんだよ」と煩わしそうにそう答えました。

老人は続けて次の男性に聞きました。

「君はここで何をしているんだい?」

すると2人目の男は、

「自分の腕を活かした仕事をしているんだよ」と答えました。

老人は更に同じ質問を他の男性にしました。

「君はここで何をしているんだい?」

3人目の男は、

「日本で一番高層のビルを建てているんだよ」と誇らしそうな顔で答えました。

この3人は全く同じ作業をしていたのですが、
返ってくる答えはそれぞれ違いました。

その違いはいったいどこからくるのでしょうか?

その答えの違いは、仕事に取り組む目的の違いだと言えます。

人は同じことをしていても、その目的に応じて捉え方も異なりますし、
そこから得るものは全く違ってきます。
当然ながら目的がはっきりしていることで、得られるものは多くなり、
充実感は高まります。

もしあなたが、誰よりも働くことに生きがいを感じたいなら
間違いなく、その働く目的を明確にすることです。
もし明確でないとすれば明確になるまでずっと、ずっと考え続けることです。