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大変なことから始める

会社の事務所には、目標数値や達成進捗表がガンガン張り出してある。
お客様が来られると全社員直立不動でご挨拶をする。
一月に1度は合宿型の研修会があり徹底的に上司から指導がある。
月に1度や2度徹夜の日もある。
月の労働時間が350時間を越える月もある。
若くても実力があれば急激に収入を増やすことができる。
当然ポストも用意されている。
年間の会社の行事は多く、社員旅行などは海外に出かける。

いかがでしょうか?
皆さんはどんな会社のイメージをもたれたでしょうか。
まずは「激烈」という二文字が頭に浮かんだのではないでしょうか。

またこの会社で働きたいと感じられたでしょうか?
多くの方がNOと答えられたのではないでしょうか。

現在の日本人の就業意識は、「安定」という二文字や「平等」という二文字が
中心になっているように感じます。
ここ数年バブル経済が弾け、社会全体が不安定になったため、当然ながら
精神的に安定を求める方向に意識が向いているのだと思いますが、それはキャリア
という面において多くのマイナス要因をもたらせ続けています。

話は戻りまして
私の知る限りですが、成功企業と言われる企業で、上記の項目のうち
一項目も当てはまらないという企業を知りません。
一項目も当てはまらないのではなく、大半が当てはまっていると言われます。

こんな厳しい会社は敬遠したい・・・と感じられたかもしれませんが、
肉体的なトレーニング同様、短期間にキャリアを開発するためには、それなりに
厳しい特訓が不可欠になります。

何事でもそうなのですが、一度大変な環境を体験すると人は次から
少々の大変なことに驚きも尻込みもせず、精神的負担もなく乗り越えていくことができます。
決して劣悪な環境の会社へ勤めるとキャリアが身につくと言っているのではありません。
社会に受け入れられる商品もあり、経営者もしっかりとしたビジョンを持ち、
成長している企業であれば、大変な環境であってもそこへ一度は
飛び込む勇気が必要だということなのです。

短期間に多くを得るためには、人よりも大変なことから経験をする。
それが最低限の条件になると思います。

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