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現場に入ると人が変わるのはなぜか?

ある飲食チェーン店の経営者の方にお聞きした話ですが、
飲食店FCを展開されているその会社では、会社の成長に伴って
多くの店長候補、管理職候補の方が面接に来られています。
その求職者の中で、面接の時には「将来独立がしたい」「FCのノウハウを
真剣に学びたい」など熱い思いをもって来社される方がおられますが、
実際の現場に入ってみると、あまりに想像していた業務とかけ離れている
という理由で退職される人がかなりの率であるそうです。

熱い思いを持っていればいるほど、そのギャップがあるらしく
意気消沈という状態も甚だしいようです。

その経営者曰く「その結論がでるのは、何ヶ月もかかるのではなく、
わずか2週間もあれば態度が変わってくる」とのことです。
また面接の時に飲食店の業務は知っているのかと必ず聞かれるそうですが、
「よく飲食店には行きますのである程度は理解しています」とか
「昔アルバイトで少しだけホールで働いたことがありますので」と
元気よく答えられる方が大半のようです。
しかし現場にいざ入ってみると、「考えていたものと違う」という反応を
示す人が出てくるのはなぜなのでしょうか。

短絡的に本当の現場を知らないからと言うことでしょうか。
身体で体験しないと分からないというのが究極の答えでしょうか。

当然この二つが正しい解答ですが、では働かずしてその本質をどうやって
知ることができ、間違いの無い転職が出来るのでしょうか。

それは、やはり働く目的の追求であると考えます。
自分の本当に手に入れたいものは何か、自分が本当になりたい状態は
どのような状態か、その働く目的を真剣に真剣に自分と対峙し
真意を知ることなのです。
本当に独立して店舗が持ちたい、美味いものをお客様に提供して
いきたいと考えているなら、現場のギャップは楽しめるはずです。
もし思った以上に大変な労働であるなら、その労働以上に評価される
「味」や「サービス」を提供しようと考えるはずですし、
逆に改善していい店をつくろうと思考がそちらにいくはずです。

いかがでしょうか。
皆さんも傍で見るより実態は大変であったことは多数経験されてきたと思います。
しかしその環境から逃げることなく、続けてこられたことも多数あるはずです。
乗り越えられたケースの場合は、往々にしてそこに目指すべきゴールが
あったはずです。
この経営者の言葉から改めて、働く目的の明確化が重要であると感じた次第です。

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