転職組に優秀な人材はいないのか?という愚問
とある新卒採用コンサルティング会社が主催するセミナーでは、
「本当に優秀な人材は転職組にはいない、優秀な人材を獲得
したいなら新卒をねらえ」と声を高らかに唱えています。
本当にそうなのか?というのは全くの愚問であることは言うまでもありません。
確かに社会経験の無い学生を採用企業の方針や文化に染めて
しまうのは都合が良いと考える企業は多いでしょう。
しかしこれらの考えは、すべてにおいて企業側=採用側の論理であって
就職する側の論理がそこにはありません。
現在は採用後3年以内に40%弱の人が転職する時代です。
もし転職組に優秀な人材がいないとするなら、最初から40%の人は
優秀でなかったと言う事になります。
学生から社会人となるそのタイミングで自分の価値観と企業の風土、
文化がマッチングする確率は本当は大変低いものだと思います。
価値観などは関係ない、最初に就職した会社がどのような会社
であってもそこで努力をすることが自己の成長に繋がるのだと言う人もおられます。
しかし価値観というものは、日々変わっていくものです。
企業は都合よく個人の価値観にあった風土・文化に変わっては
くれませんよね。
個人視点から見ると、自己成長が会社の成長よりも早い人もたくさんいます。
単に周りの人間関係がうまくいかないとか、友人と比べて収入が低い
などといった短絡的な転職は論外ですが、自己成長が会社を超えた
場合は当然ながら転職の必要が出てきます。
このような人はたくさん存在し、自己成長の著しい本当に優秀な人が
転職組の中には多く存在しているのが実態です。
結論から言って新卒組も転職組と同様に優秀な人財は存在します。
優秀な人財を獲得出来るか否かは、採用する企業の存在価値に
起因するだけなのです。