相互理解ーパートナーの理解が必須
キャリア開発において、結婚をされている方は意思決定を行なう際に伴侶の理解が不可欠になります。
単なる意見を聞く、という程度のことではなく
「相互理解」とよべる次元までの話し合いを行い、ライフプランを協同で立案するということをしない限り永続性のある幸せなキャリアを手に入れることはありえません。
しかし、現実は転職にあたって相手の意見を聞く、という程度に終わっているために却ってキャリア決定の大きな妨げになっている方が多いのが実態です。
仕事の休日が不確定で残業も多く、そのために家庭をないがしろにしてしまっている、そういったことで転職しようと考えているとします。しかし自分自身はより刺激的で成長性の高い仕事に就きたい。そういった視点で職を探すとどうしても定時で帰るような仕事はないという現実に直面します。
そこで再度伴侶にそのことを相談します。当然ながら返ってくる答えは「今も家庭に十分な時間をとっていないのに、あえてそんな条件の先へ転職してほしくない」という内容です。
このようなケースは本当に枚挙に暇がないと思います。
しかしこのような関係がキャリア開発にマイナスに作用することはあっても、プラスの結果を生むことは決してありません。
ここで大切なのが相互理解ということなのです。
つまり、伴侶が望む家庭生活とはどのような状態なのか、将来どのような暮らしを手に入れたいのかといったライフプランを考えながら、とにかくお互いがまず相手の夢を叶えるために何をするべきかを真剣に話し合うことが必要なのです。
例えば、家庭にいる時間が長ければ家庭を大切にしている、と必ずしもいえるわけではありません。伴侶が何を一番望んでいるのかを知ることが重要です。毎日の出来事を話し合う時間を望んでいるのか、子育ての大変な作業を出来る限り分担して欲しいのか、単にそばにいて欲しいのか。その望みはさまざまです。
話し合う時間を望んでいるなら朝出勤前でもできるはずです。子育ての役割分担だとすると、毎週水曜日は絶対に早く帰って買い物に行ってもらえるように時間を調整するなど幾らでも対策はあります。
そして、将来の夢や実現性を毎日確認しながらお互いに協力しあえば、単に残業が無い会社で働いて欲しいという短絡的な決着にはならないはずです。
ここで大切なのは相手の夢の実現を自分がどれほど真剣に考えているかということなのです。その思いがあればきっと相互理解は創まれるはずです。
キャリア開発に大切な伴侶の応援を得られてこそ真の幸せが手に入るのです。